はいみなさん、こんにちは。今回紹介していくのはこちら!
「魔法科高校の劣等生」シリーズの1巻と2巻、「入学編」です!
作り込まれた設定!
非常に有名な今作ですが、「魔法科高校の優等生」なども含めアニメ化多数、小説については完結した後の番外編(?)まで出ているという超大作です。ゲームもスマホゲーム「リローデッド・メモリー」がそろそろリリースされそうですね。
「時は2100年頃。3度目の世界大戦を経た地球の政界情勢は、かつてと大きく異なっていた。魔法がある程度理論的に解明され、軍事力として大きな価値を持った時代。魔法を使える適性を持った少年少女が通う「魔法科高校」に、司波兄妹が入学し、波乱の日々が始まる…」
というのが大まかなあらすじでしょうか。上のは僕が少しカッコつけて書いたので、公式のあらすじも引用しておきます。
魔法が現実の技術となって、一世紀 ──。新入生の季節。この 『魔法科高校』 にも、一組の血の繋がった兄妹が入学した。
兄は、ある欠陥を抱える劣等生(ウィード)。
妹は、全てが完全無欠な優等生(ブルーム)。
どこか達観したような面持ちを見せる劣等生の兄と、彼に肉親以上の想いを抱える優等生の妹。二人がこのエリート校の門をくぐったときから、平穏だった学びの園で、波乱の日々が幕開いた。
このシリーズの最大の特徴としては、魔法が理論的に使えるという近未来の時代設定に代表される、とにかく複雑な設定の数々ですね。作者の佐島勤先生は設定厨と言われることもあり、魔法の設定を1回で全てを理解するのは困難かと。なんなら2回読んでも理解できない可能性もあります。
魔法理論の話にはたまに高校物理の話が出てくるので、理系の人にはそこもおすすめです笑。
登場人物の数も多く、その1人1人についてバックグラウンドが作り込まれているので、世界観の設定も登場人物の設定も厚みがとんでもないことになっています。設定が複雑というのはすなわち物語がよく作り込まれているということなので、作品の世界への没入感はかなりのものです。
司波達也が最強主人公!
それでは作品の具体的な内容に入っていきたいと思います。
まずは入学編と言うことで、同級生や目立つ先輩が登場するのが中心的な内容でしょうか。
この学校の差別の根深さが結構描かれているのが印象的でした。
そして気になる主人公、司波達也。最初はメカニック志望でアクションシーンは少ないかと思いましたが、どうも全くの勘違いだったようです。めちゃくちゃ強いですねこの人笑。
うざい先輩と決闘をすることになっても、瞬殺でした笑。
筆記試験の成績は学年一位のようですし、まさに文武両道です。
2巻の最後のシーンは高校生VSテロリストという意味の分からない状況に。相手は特殊能力持ちだったようで、苦戦するのかな?と思ったら雑魚キャラでした。
というか主人公たちが強すぎる。世界を凍りつかせる妹、銃をバラバラにする兄、これは主人公最強の作品でしたわ。
流石はお兄様です!
そしてもう1つのポイントは妹の司波深雪。「流石はお兄様です!」のセリフで一躍有名になった深雪ですが、残念ながらそのセリフは登場しませんでした。
妹がヒロインという作品は初めて読みましたが、妹って感じではなく、距離感が完全に恋人です。
半端ないイチャつきぶりですねこの2人。どうやら2人暮らしのようですし、妹がヒロインでも、幸せならOKです。
ちなみに優等生の妹は当たり前のようにめちゃくちゃ強いです。新入生総代にもなりましたし、学年で最優秀の生徒は深雪のようですね。
この1巻と2巻は主人公をはじめとした登場人物たちの紹介、という側面が強いように感じました。
これからさらに広がるであろう、魔法科の世界に期待です!