「ワタシは魔女教、大罪司教『怠惰』担当ーーーペテルギウス・ロマネコンティ、デス!」
※表紙の2人は一切登場しません。
スバル VS『怠惰』ペテルギウス
というわけでこんにちは、今回はリゼロの8巻、前回の巨大モンスター討伐もファンタジーにふさわしい内容でしたが、今回は悪の組織との対決というこれまた熱い展開となります。
前半で出て来ますよペテルギウス!早く死んでくれ!
という言葉が届いたのか分かりませんが、意外なほどあっさりと切り捨てられ、死体も爆破処理されます。本当に死んだのかめっちゃ気にするスバル。
本当にその気持ちよく分かります。あいつ不死身そうだもん。
そしてヴィルヘルムはかっこいいですね、スバルを叱咤激励しつつ寄り添ってくれる感じが非常に頼もしいです。
不可視の攻撃を気配のようなもので見切るのとか、本当にキ○トかよと思います。弾道予測線を予測できそうですね。あとフェリスは不死身なのかな?お兄様かな?
ペテルギウス亡き今、魔女教のモブたちはそんなに強くないデス。簡単簡単、という場面でもスバルは気を引き締めており、驚くほどの急成長を遂げています。
そしてやはり気を引き締める必要はありました。ペテルギウスは倒したのに、「見えざる手」を使う魔女教徒が複数出現してしまいます。見えざる手はスバルにしか見えないのですが、上述のヴィルヘルムの活躍もありどうにか戦うことが出来ます。
レムの身に何かが…?
そして、誤解もあったもののラムと無事合流、最後はエミリアがめちゃくちゃ強いところを見せてペテルギウスもどきを撃破!
E・M・T!(エミリアたんマジ強い!)
と僕は心の中で呟いてしまいました。
しかしラムの誤解というのは、レムが書いたはずの親書が白紙になっていたことが原因でした。
ペテルギウスたちは親書の存在など全く知らないので、単純に考えれば『怠惰』関係以外の魔女教徒がすり替えたのでしょう。
しかし気になることが2つ。
1つ目はスバルが単身で屋敷まで帰って来たのにラムがレムのことについて一切聞かない点。
2つ目はスバルがレムの名前を出した時に「何か言った、バルス?」と答えたこと。そして直後に「姉様」と呼ばれ、不可解な顔をしている点もあります。どちらも文脈的に不自然なほどではありませんが、ざわつきますね。
仲間たちもレムそっくりのラムを見て何も言わず、8巻でレムのことを考えたり話したりしているのはスバルだけなので………。
ペテルギウス・ロマネコンティ
そして、それを遥かに上回る衝撃………デス!
ペテルギウスの正体は、、、
エミリアが最後のペテルギウスもどきを打ち破ったあと、なぜかその場を後にして森の中へ入るスバル。心配したユリウスはスバルに声をかけますが、返って来た返事は
「ユリウス、俺から離れーーても遅いのデス!!」
ペテルギウスはあの男の名前ではなく、他の人を器とする精神体のことだったのデス!
どうりで違和感はありましたよ。確かにインパクトはありましたが、あっさり切られた上にペテルギウスもどきが量産されているなら、ネットなどであそこまで登場するはずがないと思いましたよ。それによく考えたら松岡さんのことを憑依なんちゃらと呼んでいる人もいましたし。
スバルの決断と絶望のラスト
案の定、本当の悪意は死んでおらず、ラストでスバルに憑依。スバルも抵抗しますが、フェリスに頼んで自らを殺してもらうことに。悲痛な面持ちで手を下す瞬間だけ「スバルきゅん」ではなく「スバルくん」呼びになっていたのにはグッと来ました。
これ死んでたらどこまで戻るんだろう…果たしてスバルは本当に死んでしまったのか!
そしてペテルギウスは倒せるのか!?
スバルが結構かっこよくて見直した8巻はまさかの展開での幕引きとなってしまいました。リゼロは表紙は明るいので騙されそうになりますね。(本編には全く登場しない2人でしたが…。)
スバル死亡回数 1
累計 11