これはペテルギウス超えのやつ来ましたわ。
というわけでこんにちは、今回紹介するのはこちら!
Re:ゼロから始める異世界生活17 (MF文庫J) [ 長月 達平 ]
水の都プリステラの5章2巻目です。
『憤怒』と『強欲』、2人の大罪司教
最初は前回の続き、久しぶりの死に戻りを発動させた『憤怒』の大罪司教シリウス・ロマネコンティとの戦いが描かれます。『憤怒』の魔女ミネルヴァはいい人でしたが、大罪司教はやはり狂人でしたね…。
合計3回の死を経て、スバルはエミリア&ベアトリスと協力して戦います。
戦っている最中のエミリアたんの掛け声が可愛いというのはさておき、「アイスブランドアーツ」や「E・M・M」と言ったスバルが名付けた名称の厨二感もさておき、問題は現れた『強欲』の大罪司教レグルス・コルニアスです。
エミリアを妻にするなどとふざけたことを言って、そのままどこかへ連れ去っていってしまいます…。
「女の子を好きになるのは顔が全て」発言には
「お前、死ね」(スバル)
「死ぬがいいかしら」(ベアトリス)
「それな」(俺)
という感想しか出てこなかったですね。
何回か作中で見せていた『強欲』の力ですが、彼には攻撃が効かないのでしょうか…。
そして意識を失ってしまうスバル。目覚めたスバルを待っていたのは、限界まで治癒魔法を行使したことによって昏睡状態に陥ってしまうベアトリスと、大罪司教『色欲』担当によって支配された街でした…。
『色欲』と『暴食』
頼れる仲間たち(他の候補者も今は仲間だぜ!)と状況を確認したスバルでしたが、そこにやって来たのは瀕死の重傷を負ったミミを連れて来たガーフィールでした…。ガーフィールはミミと行動を共にしている最中、亡くなったと思っていた母と再会します。残念ながら記憶を失っているのですが…。
そして『色欲』の大罪司教に支配された街で、ミミはガーフィールを庇って負傷してしまいます。その相手は先代剣聖のテレシアと同じ「死神の加護」を持っていて…。
作戦会議の後、ガーフィール、リカード、ヴィルヘルム、ユリウス、クルシュ、スバルの6人は、ミミが刺されてしまった都市庁舎前へと向かいます。
しかし一筋縄ではいかない強敵が2人も立ちはだかります。スバル、クルシュ、ユリウスの3人は攻撃を掻い潜って『色欲』の大罪司教の元へ向かいますが、途中で『暴食』に出くわしてしまいます。
最後はスバルとクルシュの2人だけで『色欲』の元へ乗り込むが、『色欲』の自分や他人の外見を操作する権能によって倒され…。
記憶を失ったクルシュさん、不謹慎だけど可愛いな。それでも剣の腕や心の強さは健在であり、カッコよくもありますね。今のクルシュさんの方がエミリアみたいで好きかも?
クズルスさんと今回のまとめ
そしてラストはレグルスに連れ去られたエミリアが目覚めるシーン。
「ーーエミリア、君は処女かな? それだけは、本当に大事なことだからさ」
レグルスさんの気持ち悪さ、届きましたよ!
ペテルギウスがレムを殺した時以上に「今すぐこいつを切れスバル!」と思いましたよもう。
他のやつらの精神性や権能がクズ過ぎて「見えざる手ぇぇーーー」と言って経済を勉強していたペテルギウスが可愛く見えて来ますね。ネットでこいつがマシとか言われてるの見て「ガセネタ乙ww」とか思ってすいませんでした笑。
レグルスの気持ち悪さを除けば、王選候補者と大罪司教が勢揃いという厨二心をくすぐる展開です。(嫉妬と傲慢の大罪司教はおそらくいない)作戦会議中の挿絵も、戦いへと向かうスバルたちのカラー絵もめちゃくちゃカッコいいですしね。
今回の章は今までで最も壮絶な戦いになりそうな予感がします…!
スバル死亡回数 2
累計 19