レグルスさんの気持ち悪さ、届きましたよ!
というわけで今回紹介するのはこちら、
Re:ゼロから始める異世界生活18 (MF文庫J) [ 長月 達平 ]
VS魔女教、大罪司教
前回は絶対絶命の状況で終わりましたが、今回はその続き、バラバラになった王選関係者たちが合流し、今後の対策を練り直す様子が描かれます。
魔女教は街の解放の条件に「魔女の遺骨」の他、
- 「人工精霊(ベアトリス)」
- 「叡智の書(燃え残りをオットーが持っていた)」
- 「銀髪の乙女(エミリア)との結婚式」
を追加します。ってか追加された条件3つは全部スバルに関係していることじゃねぇか…。
前回のラストの戦いの中で、クルシュさんが竜の血によって倒れ、スバルの手足にも異常が生じてしまいます。これはどうなってしまうのか…?と気になります。
そして今回のラストは、手分けして制御塔を奪還するぞというところです。残っている大罪司教は勢揃い?という状況に、わずかな人員だけで足りるのかは不安ですが、ここから反撃開始です!
そして個人的に注目したポイントですが、今回はとにかくスバルとエミリアがかっこいいですね。
最も新しい英雄、ナツキ・スバル
まずはスバルから。もはや、感情に任せて全てをぶち壊しにする残念主人公は影も形もないです。
17巻の時点で思いましたが、周囲の評価が高いのなんの!会議の中心にスバルがいるなど、主人公はこうでなくっちゃと思います。
放送によって街中の市民に語りかけるシーンは最も新しい英雄にふさわしい雰囲気です。自分の弱さを認めつつも、諦めるのは似合わない。スバルらしいですね。
小説前半では微妙な主人公ランキング堂々の2位にいたスバルですが(笑)、今では好きなキャラの上位にいますよ本当に。
そして、囚われのエミリアの元へはスバルとラインハルトが向かうことに。世界最強のラインハルト相手に「お前の足りない部分はどうにか補うから」と自然に言うスバル。変に構えないこういう所もいいですねスバルは!
多分ラインハルトも、お前TUEEEEEと褒められるよりも対等に接してくれる方が嬉しいのかな?と感じます。
エミリアがEMTすぎる
そして一方のエミリアは、スバルが助けに来てくれることを疑っていません。主人と騎士の関係性が非常に良好なのが、ここからも分かりますね。スバルの助けになるよう、スパイ行為的なことをしているのはびっくり仰天しちゃった。スバルとオットーも、エミリアがそんな高度なことを、と驚いていました。君ら失礼やな笑。
そしてレグルスとの結婚式の直前。エミリアが語るスバルに対する気持ちなどは今回のラストを飾るにふさわしいものです。クズルスは妻のことを番号で呼んでいるようで、それに対しての反論がめちゃくちゃ良かったです。
エミリアたんと呼ばれるのが嫌いじゃない、エミリア呼びのときは特別だとすぐに分かる、とかね。
さらにさらに、今はまだ恋愛がよく分からないが、いつか好きになる人はもう決めているとも言います。良かったなスバル!
そしてブチ切れたレグルスによってエミリアたんが殺されそうになった瞬間、、、
ギリギリのタイミングでスバルとラインハルトが聖堂に入ってきたシーンはリゼロの中でもトップクラスに気持ちいい瞬間でした。これぞファンタジー!これぞ王道!
魔女教へのCounter Attackが、ついに始まります!
スバル死亡回数 0
累計 19