新章突入!RPGのクリア後ダンジョンレベルの危険地帯へ!
てなわけでこんにちは。今回は紹介する作品はこちらです。
Re:ゼロから始める異世界生活21 (MF文庫J) [ 長月 達平 ]
この記事を書いている時点では27巻まで出版されているので、かなり追いついてきたなーと感じています。
俺の全てで、あいつを救ってやりたい
レムたち『暴食』の被害者を救うため、スバルたちは「アウグリア砂丘」の奥にある「プレアデス監視塔」を目指します。
メンバーは8人で、スバル、エミリア、ベアトリス以外では
- レム(昏睡状態)
- ラム(折れたツノの影響で体調不良)
- アナスタシアさん(ただし精神は襟ドナ)
- ユリウス(スバル以外は覚えていない)
- メィリィ(かつて殺されそうになった魔獣使い)
女性率の高さと曰く付きのメンツなのが目立ちますね笑。
9巻からのレギュラーだったオットーはついに留守番。プリステラにガーフィールと一緒に残っています。
スバルはベアトリスと契約したため『幼女使い』の二つ名を持っているようですが、本当に年下の扱いが上手いっぽくて笑えます笑。
なんにせよカッコよくなりましたねスバルは…。レムを連れて行く時の「俺の全てで、あいつを救ってやりたい」には僕が惚れました。
メィリィ、ラム、、力を合わせて砂丘を超えろ!
問題のアウグリア砂丘は巨大な魔獣がうようよいるのですが、メィリィのお陰で問題なく対処できます。ゲームで言えばクリア後のダンジョンですね。20mのミミズとかRPGでも出てこなさそうですが…。
この他にも空間のねじれによって、いくら進んでも近付けないという地獄のような仕掛けも。ここで役に立つのはラムの千里眼!波長の合う対象と資格を共有することができる能力を酷使し、どうにか塔への道を切り開くことに成功します。
しかしその先には膨大な数の魔獣がおり、どうなる…と思った矢先、なんと塔からの直接攻撃によってスバルは死亡、実に4巻ぶりの死に戻りが発動します。あまりにも突然に死に、読んでいて「うっそでしょ」と思いました。
3度目の正直の世界では、狙われるスバルを守ったみんなの連携がすごいですね。今回は仲間たちの力を均等に合わせている雰囲気が出ています。
主人公最強も良いですが、リゼロのようなチームワークもまた良いですね!
スバルも今は守られるだけではなく、魔法に対する絶対防御、スバルとベアトリスによる「E・M・T」を発動!
どうにか状況を変えらるか、と思いますが、空間転移?によってラムとアナスタシア、パトラッシュ以外とはぐれてしまいます。
地下空間進む4人(?)でしたが…。瘴気に精神を侵された一行は正気を失い、あり得ない殺し合いをしてしまいます。
このままでは勝機がないぞ、しょうきだけに。いや冗談を言っている場合ではない恐ろしさでしたけれどね。
そして、『怠惰』の魔女因子により発動できていたインビジブル・プロヴィデンスを発動する代償が急激に激しくなってしまい、もう使えないのでは、と思うレベルになります。これは一体どういうことなのか、心配になりますね。
賢者?シャウラの登場
こうしてまた死に戻りしてしまったスバル。セーブポイント更新の早さと巻き戻る時間の短さに違和感を抱きながらも、仲間と合流するため先を急ぎます。今度は瘴気にやられることはありませんが、極悪さと気持ち悪さをミックスしたようなビジュアルの魔獣に襲われ絶体絶命のピンチに!
そこに現れたシャウラというお姉さんによって助けられ、どうにか仲間達とも合流、塔にたどり着きます。シャウラというのは賢者と同じ名前ですが、どうやら賢者ではなさそうです。スバルを「お師様」と呼び、かなり馴れ馴れしいのですが、一体どういうことなのか…。シャウラに抱きつかれているスバルを蹴っ飛ばしたエミリアたん可愛い。
留守番のガーフィールは…
最後はプリステラに残ったガーフィールの短編となります。プリステラには他にオットーしかいないので心配でしたが、ミミのお陰もあり、過去との決着をつけます。どうやらガーフィールの母は記憶を取り戻した…のでしょうか。
ともあれ、ガーフィールが完全に復活したようで良かったですね。
さて、今回は砂丘を乗り越え賢者の塔にたどり着くところまで一気に進みました。ここからの章で、果たしてレムやユリウスや、レムやプリステラの人々や、レムを取り戻すことはできるのか、期待が高まりますね!
スバル死亡回数 3
累計 22