俺の推し(暫定)が確定しました。 暫定が確定…?
はいみなさん、こんにちは。今回紹介するのはようこそ実力至上主義の教室へ2 です!
1巻の記事からずいぶん経ってしまいましたが、作品内でもずいぶん時間が経過し、猛暑の夏がやって来ているようです。
まだ7月上旬なのに、描写がすごいですね…。読んでいるだけで暑くなってきます笑。
今回は試験などはなく、学校生活での事件がキーとなります。やる気皆無の雰囲気を出している主人公の綾小路ですが、ちょいちょい事件にも絡んでいきますね。謎多き主人公です…。
新キャラ登場と問題児須藤
さて、第2巻でのヒロイン的ポジションのキャラですが、1巻では一瞬しか登場していないモブの中のモブ、佐倉愛理という少女になります。残念ながら佐倉綾音ではありません。
教室では全く目立たない彼女ですが、実際にはグラビアをやっている(いた)という隠し事もあり…というのがサブストーリーです。
メインストーリーは、暴力事件の犯人にされた須藤の濡れ衣を晴らそうというものです。
問題児だなあ…。実際に同じクラスだったら関わり合いにはなりたくないタイプなんだよな。
事件現場を佐倉が見てしまったことで、この2つのストーリーが重なり合いながら進んでいく形になります。
龍園という名の危険人物
早速BクラスとCクラスのキレものっぽい人間が登場し、なかなか大変そうな予感がします…。今後主人公たちのライバルになっていくのでしょう。
須藤の事件はBクラスのキレもの一之瀬(後述します)と協力して解決するのですが、なかなか凄い人が多いですねこの学校。
須藤の事件も裏でCクラスのリーダー龍園が手を引いていたようで、性格的にとんでもないやつじゃん、という感想が出て来ますね。
謎多き主人公、綾小路
章の境目には面接官と担任からのコメントが入れられた「高度育成高等学校学生データベース」なるものが書かれています。
登場人物たちのクラス分けの理由についても言及されており、思わせぶりな登場人物たちの発言と同様、ここにもいくつかの伏線が入っているようです。
確かに、平田や櫛田はDクラスにいるのが不思議なキャラですからね。(まあ櫛田はアレですが)
これ以降平田のデータベースが登場することがあるのか、注目ですね。
このように、どのキャラにも底が知れない部分がある「よう実」ですが、なんと言ってもその筆頭は主人公の綾小路ですね。
底が知れないどころか表面すら掴み損ねている気がします。
第1巻で奥の手の二刀流を解放して来たあの人もいいですが、こちらもいいですね。(執筆の経緯が違うので一概には言えませんが…)
個人的ヒロイン:一之瀬帆波
何はともあれ、今回は上述したキレもの2人のBクラスの方、一之瀬帆波が本格的に登場します。
ポイントの譲渡の話をしていた時、綾小路が何かを見てしまったようですが…端末を見ていたことから、おそらく一之瀬が大金持ちだったとかそういうことかな?と思います。
なんにせよ、この子が可愛い!俺の推し(暫定)はずばりこの、一之瀬帆波に決定です!
どうにか事件は解決したものの、正直に言ってまだ最序盤。どこから盛り上がりを見られるのか、次巻以降にも期待がかかります!