みなさんこんにちは。今回はこの作品、Re:ゼロから始める異世界生活 短編集6を紹介して行きます。
まずは短編集ということであらすじの引用から。
短編集6短編集第六弾、語られるは過去とこれからと、未来の物語。
Re:ゼロから始める異世界生活短編集6|長月達平・イセ川ヤスタカ
ロズワール邸で働く鬼の姉妹、長年の呪縛から解放された二人の姉妹愛が暴発する『――隠れ里の鬼姉妹Ex 祝福の日』。
ナツミ・シュバルツ、性懲りもなく再び参戦! 今回は彼女だけでなく、新たに二人の見知らぬ美女が参戦し、新たな騒動の幕が上がる! 『三馬鹿が行く! 呪われた女神像編』。
『聖域』を離れ、自由を得た魔女の織り成す『魔女のアフターティーパーティー 魔女の条件』。
「わたくしは嵌められたんですのよ! 無実を訴えますわ! あと、像は二つありましてよ!」
かけがえのない過去と、大切な今と、ありえない未来。全編Web未掲載、珠玉の短編集!
——隠れ里の鬼姉妹Ex 祝福の日
これは屋敷の1ヶ月間、ラムとレムの誕生日が近付いてくる頃の話です。つまりレムが動いているんですよ、これだけでも十分ですね。(ちなみに2人の誕生日は2/2です!)
ストーリーとしては、お互いを祝おうとするラムとレムの心温まる話です。
しかし、その裏ではスバルの思惑が動きます。ラムとレム、そしてエミリアの3人を騙すトリプルスパイとなりつつ、『始まりの4人』で誕生日会を計画します。その4人とはスバル、ロズワール、パック、ベア子です。ベアトリスのこういう雰囲気は懐かしいですね。
三馬鹿が行く! 呪われた女神像編
これは空白の1年間の話です。領内のパーティーに出席する予定だったロズワールとラムですが、ラムが体調を崩してしまう、というところから始まります。
屋敷のみんなは勝手に動いてしまい、スバルとガーフィールとオットーが女装して行くことになってしまいます。3人ともエミリアを騙し切る程度には変身できていますが、ナツミ・シュバルツのクオリティーが非常に高くて驚きます笑。スバルすごいな!
無事に誤魔化し切れそうだと思い始めた頃。なんと傷害&盗難事件が発生し、ナツミ・シュバルツが容疑者になってしまいます。話の筋としてはこの怪事件を名探偵オットーが解決していく、というものです。オットーもすごいな!
クライマックスでは、エミリアのことについてスバルがキレそうな出来事が…。4巻の王選の「ざっけんじゃねえーーー!」と叫んだシーンを思い出しますが、それはスバルを舐めすぎでした。
ナツミを演じたまま、エミリアの内面的な良さを訴えかけます。スバルの成長を見せられてばかりですね。
無事に事件を解決した一行ですが、裏で動いていたのはロズワールとクリンドでした。タイトルにある「呪われた女神像」とはエキドナに関係があったようで、ロズワールはこれを盗み出して破壊します。
微妙に目的がよく分かりませんでしたが、最後のどんでん返しは面白いラストでしたね。
魔女のアフターティーパーティー
この流れで、来ましたエキドナ!
復活したエキドナ(見た目はリューズ)の物語です。超強力な魔法や知識はやっぱり強いなーと思う一方、ポンコツな部分もあるギャップがいいですね。
あとマシンガントークがすごい。12巻で数ページに渡って話し続けたのは演出じゃなかったんだ、と思います。
また、話の中で魔女因子についての話題も登場します。魔女と大罪司教は、魔女因子を取り込んだ存在だというだけで、本質的な違いはないと分かります。それにしては、大罪司教の感じ悪さは異常。
ってか、今現在の「魔女教大罪司教『怠惰/強欲』担当」はスバルやん!あなた、怠惰デスねー。
エキドナは旅先で偶然出会った2人の少女と旅をすることになります。この3人とスバルが出会う時、物語は動き出す、、!
カッコつけた言い方をしましたが、とりあえず味方になって欲しいですね!スバルには嫌われてますが!