ようやく本当の夏休みが開始!
今回はようこそ実力至上主義の教室へ4.5 、夏休み編です。
前回、前々回と特別試験の様子が語られましたが、今回はその後の話で、短編集となっています。本編とは違い、ゆるい短編が続くのでのんびりと楽しめると思います。
ちなみにこの記事を書いているのは、大学の夏休みが終わる直前です…。公開する頃にはもう始まっていますね。
章タイトルはどこか俺ガイルシリーズを彷彿とさせるものが並んでいますね。
最初は「それでも夏休みは終わりへと向かっていく」開始したばっかりなのに…。
これはいつもの「〜〜〜の独白」のようなプロローグです。
意外と伊吹澪は常識人である
まずはこちら!若干伊吹に失礼なタイトルですが笑。
無人島試験でのCクラスのスパイ伊吹と綾小路の関わりが描かれます。エレベーターに閉じ込められる2人ですが、綾小路が助けを呼んだ相手は意外な男で…。
いつの間に知り合いになっていたのかな?と思いましたが、その人のお陰で無事に助けられます。
意外と葛城康平は悩んでいる
綾小路が助けを呼んだ、Aクラスの葛城の話です。これまた若干失礼なタイトルですが。無人島での初登場時はなんか怖そうだなーと思っていましたが、根は普通に良いやつだと分かります。
本筋は、妹に届けたいものがありますが外部との接触は絶たれているので、部活の大会で外に出る須藤を巻き込んで荷物を届けるという話です。
本筋とは関係ないものの、綾小路と生徒会長&書記ちゃんの会話も面白いですね。兄はAクラスで史上最高(最強?)の生徒会長、妹はDクラスの劣等生。なんとなく魔○科○校の劣○生を思い出しますね、逆だけど。
さりとて日常に潜む危険性
これは純粋にギャグ回です笑。水筒が腕にはまった堀北(笑)を綾小路が助ける(笑)という展開になります(笑)とにかく笑える展開となります。
表紙ではクールにきめている堀北ですが、これは…笑。
水筒がはまっている堀北の絵までご丁寧にあるので、爆笑できます。
今のところ、シリーズで一番笑ったのは間違いなくこちらですね。
女難、災難の1日。天使のような悪魔の笑顔
なんと今回は山内が佐倉に告白する回です。
正直言って山内が佐倉を好きになるきっかけって、外見とか元グラドルとかそんなところやろ、と少し冷めた目で見てしまいますが。
最後は少し成長したようですね。冷たい目から生ぬるい目に昇格させてあげましょうか。
さて、そんなことは告白された方の佐倉です。綾小路のことが好きなのはもう確定と見てようでしょう。ここからハーレム化が進むのでしょうか、あまり似合っていないですが…。
他クラスとの交流会
さあやって参りました、水着回!
一之瀬はやばいですねもう。顔もスタイルも性格も頭も運動神経もいい。さらに半端ないリーダーシップや社交性まであるとなれば、これはモテますわ。とりあえず一之瀬は最高ということで。
「天真爛漫」の4文字が似合う一之瀬ですが…バレーの時に綾小路の身体能力を測ろうとする部分もあり、そこもいい!
どんな相手でもまず仲良くしますが、だからと言って頭の中お花畑ではないですね。
水着回と言いつつ一之瀬についてしか書いていませんが、この裏では奇妙な動きがあります。なにやら軽井沢が綾小路のために動いているようですが、なんでしょうか?
さらに綾小路の今後のプランも語られます。次の機会に退学者を出させる。なかなか恐ろしいことを考えますね…とりあえずDクラスから出すのはやめてくれぃ。
今回は全体的にゆるい話が多く、これからの嵐の前の静けさのような感じがしました。
特に堀北と水筒はもう……笑。
この水着回にこそこそしていた男子たちと軽井沢は何をしていたのかは、この後すぐ…
池寛治と山内春樹と須藤健の夏休み(番外編)
ここから先は裏でこそこそと動いていた軽井沢の種明かしとなります。
最後に綾小路が小さいプラスチックを壊していたことからも、盗撮だろうなとは思いましたが…。3人が盗撮したデータを、軽井沢を使って削除したんですね。やるやん。
ちなみに挿絵には消去されたはずの更衣室のシーンが登場します。読者で良かっry。