期末試験終了、クリスマスシーズンへ!この時期が待ち遠しい…。
というわけでようこそ実力至上主義の教室へ7 です。
明るい(?)この時期に似合わず、かなーーーーりシビアな巻となります。
今回は特別試験などは一切なく、基本的には綾小路と軽井沢、そしてなんと言っても龍園をはじめとしたCクラスの連中が中心となります。
後半は小説を読んだすべての人の記憶に残っていそうな屋上バトルです。印象的なエピソードランキングTOP3には入るはず。
とにかくラストシーンが印象的なよう実7巻、ネタバレ注意です!
綾小路父、襲来。
まずは綾小路サイドの話から。ついにあの男、綾小路の父親が学校に乗り込んできます。
一気に明らかになる綾小路の実力の秘密!ネタバレというほどではありませんが、具体的な話は後ろに回します。
とりあえず当たり障りのないこととしては、茶柱先生が退学を盾に綾小路を脅していたのは全くの茶番だったと分かります(茶だけに)それによって綾小路が動く理由も消滅しましたが…。
新生徒会長の政策(退学者が続出しそう)に巻き込まれて行くのかも?という気もしますが。
軽井沢恵に迫る危機
そして後半は軽井沢と龍園が中心になります。軽井沢が苦しむのは見たくないんですが…。
龍園は軽井沢を利用してDクラスで暗躍している人物を誘き寄せようとします。
小説4巻から続いた綾小路の隠れん坊ですが、ついに大きな区切りが付きます!
綾小路は茶柱先生と堀北兄に協力を要請するものの、最終的な決着は自らでつけようとします。Cクラスのヤンキー連中が待つ屋上に単身乗り込む綾小路。果たして綾小路に形勢逆転の奥の手はあるのか…。衝撃のクライマックスに注目です!
それではここからは、高校入学までの綾小路と、龍園との戦いの結末について書いて行きます。
どちらも今回のハイライトと言える内容となっています!
「ホワイトルーム」の正体は…。
まずは綾小路の過去から。坂柳の口から「ホワイトルーム」という単語が出ていましたが、それは綾小路の父親の作ったある施設の名称でした。綾小路はその施設内で中学生までの時を過ごしていたようです。
ホワイトルームでは最高レベルの教育が受けられるという話ですが、まあ非人道的なところなんでしょう。
綾小路がこの高校に来られた経緯と、それを主導した一家の悲惨な末路についても明らかになります。綾小路の父親はとんでもない人ですね…。
決着! 綾小路VS龍園
そして気になる龍園との決着。屋上にのんびりとやって来た綾小路は、自分が窮地に陥っているとは一切思っておらず、お前たちではオレには勝てないと言います。
おうおう、随分とカッコつけていくねえ…
まあ龍園の方に余裕があるのも今のうち。
龍園はとりあえずヤンキー3人をけしかけますが、綾小路は3人を瞬殺…!圧倒的な強さを見せます。
そしてついに龍園が自ら立ち上がり…Cクラスを暴力で支配していた龍園は3人とは比較にならない力を持っています。さらに、自分は恐怖を感じないと言いますが、、、
綾小路の強さは龍園とは比較にならないものでした。龍園に確かな恐怖心を感じさせ、勝利を収めます。
来たーー、本気の綾小路ですよ!信じられないくらい強い!
小説勢の中で伝説的なシーンとして捉えられている戦いですが、挿絵もとんでもないです。綾小路凄すぎるだろ本当…。
戦後処理
龍園は潔く退学すると言いますが、裏で手を回していた綾小路によってそれも封じられます。まだ龍園は使えると考える綾小路です。
今回の戦いは、何から何まで綾小路の完全勝利に終わりましたね。読んでいる方がゾクっとするほどの強さを見せました。とにかく今回はこの「綾小路VS龍園」の巻だったと思います。
今までは背後から操ってばかりだった綾小路ですが、今回は真っ向勝負でしたね。以前の「お前の土俵で遊んでやる」発言はこういう意味だったのか…と感じます。
茶柱先生の脅迫が嘘だと分かった今、もはや表でも裏でも動く必要がなくなった綾小路。今後はどういう動きを見せて行くのでしょうか。
それでは次回は冬休み、短編集です!