ホヅミ先生と茉莉くんと。3巻・ネタバレ感想【完結。王道の展開も感動も!】

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すげーいい話だわこれ…。ラノベやアニメが好きな全ての人におすすめ!

みなさんこんにちは。
今回はこちら、『ホヅミ先生と茉莉くんと。Day.3青い日向で咲いた白の花
詩的なタイトルですね〜。さらにはヒロイン白花茉莉と、作中作のヒロイン日向葵の名前が入っているのも非常にいいです!

『ホヅミ先生と茉莉くんと。』シリーズの最新にして最終巻な3巻、始まり始まり〜

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まずは海だ!全員集合ー!

3巻のメインは夏の終わりを告げるイベントですが、その前には主要キャラみんなで海に行く話があります。
ホヅミ先生茉莉くんと、ポンコツことPOP☆コーンにハレルヤ双夜担当、同期の東&ウミと、随分な大所帯だな〜って感じです。

ポンコツの恋の行方は…

前回はバチバチだったポンコツとハレルヤですが、なんと師匠(仮)と弟子(仮)という関係になっているようですね。この2人のコンビもいいな〜。

ポンコツのホヅミ先生への好意を聞いたハレルヤは、それを応援することに。そもそも、大人数で海へ行くことになったのもそれが理由です。

この巻全体を通してポンコツが軽くアピールする場面もあり、非常に可愛いですね。

可愛い、ポンコツ可愛い。

この作品での推しはポンコツですねー、やっぱりヒロインと対になるキャラの推し率が高い。

他作品のネタも多く登場し、これも面白いですね。
今回はビーチバレーのチーム名に”あずまけ”があったのには笑いました。東夫婦だから”東家”ですが…。
ちなみに、戦略的で予測不能なビーチバレーはこの2人が勝ちました…笑。

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冒頭のカラー絵は海での水着シーン!

冒頭のカラーイラストは茉莉くん、双夜担当、ハレルヤ、ポンコツが海にいるシーンですね。
双夜担当、めちゃくちゃ美人かつ可愛いな!それに水着がなんか、、、ナンパされに来てそうなんだが、、、

実際ナンパされてしまうのですが、無事に撃退します!でも撃退方法がすごい笑。
茉莉くんの前でそんなこと言わんといてーー!と思ってしまいました笑。
その後はホヅミ先生もナンパ野郎に言い返し、爽快感抜群でしたね。やる時はやるってところをばっちり見ることができたと思います。

後は、カラー絵で見るとポンコツは魔法科のリーナに似ていなくもないですね。ポンコツなところも…いやなんでもない。

ポンコツと茉莉くんがホヅミ先生を取り合う展開とかも俺得なんだけど、それは来なさそうかな…。

今回のメインイベント!夏のコスプレ茉莉!

そして今回の最後に来るのは、秋葉原でのイベントです!なんとホヅミ先生の作品『君と。』シリーズも参加できることになり、茉莉くんがレイヤーになります。

前回「春のコスプレ茉莉」的ななのがありましたが、今回は本当の「夏のコスプレ茉莉」ですね。
まあレイヤーと言っても自身がモデルとなっている日向葵のコスプレなので大きくは変わりませんが…、でもその小さな違いが重要なんですよね。

声優による朗読劇もあるとのことで、気合を入れて短編を書くホヅミ先生でしたが…。なんとその声優が倒れてしまうというハプニングが!

流石に朗読はできない、という諦めムードになった時。茉莉くんだけは諦めたくないと言います。そんな茉莉くんを見たホヅミ先生は、、、
ハッピーエンドを目指すため、残された僅かな時間で日向葵の一人称視点の物語に書き換え、それを茉莉くんに読んでもらうことに決めます。

もちろん声の仕事は素人の茉莉くんですが、ヒロイン「日向葵」が登場する部分だけは声優顔負けの実力を見せていたのです。
そして、、、イベント前半は双夜担当とポンコツ、ハレルヤが時間を稼ぎ、最後に茉莉くんの登場です!

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ハッピーエンドと続く日常

この朗読劇がとんでもなく話題になり、一気に有名になったホヅミ先生の作品、”君と。”シリーズ。売れない作家だったホヅミ先生はもういません。

これからもホヅミ先生と茉莉くんと、2人で多くの壁を越えていくことでしょう。

1〜3巻ではどれも、最後の逆転劇が非常に面白かったですね。ハッピーエンドを追い求めるホヅミ先生の信条には全く同感です。

惜しむべきはこれでシリーズ完結っぽい雰囲気があるところでしょうか…。作者の葉月文先生のツイッターでも、新作を書いているような気配です。ちなみにツイッターと言えば、「このラノ」上位進出時にSSを書かれているのでぜひ!

業界の話とオンリーワンなラブコメ。

さて、これで『ホヅミ先生と茉莉くんと。』は一旦の区切りとなりそうですね。

執筆に編集会議、イラストレーターや漫画家との関わりのように、業界系の話題が多かった本作。業界ものが好きな方には文句なくおすすめできますね。

そして何よりも、ラブコメでも恋愛でもないようなホヅミ先生と茉莉くんとの関係性ですね。半同棲感もありますし、下手したら他のラブコメ作品よりもラブコメしているかもしれません。でも大人と子供なんだよ…この不思議な距離感が大きな魅力ですね。

後半ではイラストレーターのポンコツが追い上げて来ましたが、これからどうなっていくのやら笑。やっぱりまだまだ読んでいたい気持ちが大きいですね。

全体的に嫌な展開のない、いい作品です。いい…。そう、本当にこの感想に尽きる感じで、癒し系の作品です。荒んだ日常に癒しが欲しい方、ぜひ!

今回の名言

今回のキーフレーズは、作品中に何回か登場する
「どこまでも広がる夏空の下で、白い花が凛と咲(わら)った。」
でしょう。

なんとなく、1巻の「笑ええーーー」っていうのと繋がっている気もしますね。本当に続きが読みたくなるような作品でした!

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