作者公認のターニングポイント!ついに今までの全てが覆される…!
みなさんこんにちは。今回は『魔法科高校の劣等生16四葉継承編』です!
もうタイトルからも分かりますが、今回は深雪が四葉家の次期当主に選ばれる話となります。
明かされる秘密の数々、新たな登場人物、そして大きな波乱を呼びそうなラスト…。
原作勢から絶賛されている、『四葉継承編』です!今回は過去最高にネタバレ注意!
四葉継承のため、四葉本家へ
高校2年の年末。
達也と深雪、そして水波の3人は、四葉家の新春の行事「慶春会」に向かいます。
次期当主の指名があるだろうと考える達也たち。
しかし、、、謎の人物に操られた軍関係者によって邪魔が入ってしまいます。
もちろん達也の敵ではないのですが、次の日に改めて向かうことになります。
そして次の日。またもや軍関係者の妨害に遭ってしまいますが…。
そこに現れたのは津久葉夕歌(つくばゆうか)です。
四葉分家の1つ津久葉家の人で、立場的には深雪と同じ次期当主候補です。
彼女は今回が初登場ですね。
ちなみにこの人の母親が、深雪と達也を縛り、能力を制限している魔法を使った人物のようです。
それはさておき、今度はこの夕歌と達也、深雪、水波の4人で四葉本家へ向かいます。
すると、またまた妨害…。
今回の相手は同じ当主候補、新発田勝成(しばたかつしげ)でした。
こちらも新登場、四葉分家の1人です。このような妨害をすり抜け、どうにか四葉家に辿り着いた達也たち。
遠かった…。
ちなみに夕歌は大学4年生、イラストの雰囲気はかなり好みでした!
明かされる達也と深雪の秘密と、『四葉継承』
ここら辺からが、16巻がターニングポイントである理由です。
2人についてはあまり伏線などもなかったと思いますので、本当に驚きの展開となります!
執拗に妨害された理由は?達也が生まれる前から、運命の歯車は狂っていた…。
まず、なんでここまで深雪たちが狙われるのか、ですが…。
理由はもちろん?達也にあります。
深夜が達也を身籠った話を聞いて、彼が最強の守護者となることを欲した四葉家の祈り。
しかし、実際に世界すら滅ぼせる力を手にしたと分かったとき、彼らは達也を殺すべきだと考えました。
あまりにも強大な力を手にした達也を四葉の中枢には置けない、よって深雪と達也を引き離した後に四葉を継承させるべき、ということですね。
まあ、達也はそんな命令を聞くような人ではありませんが…笑。
今まで、散々達也が冷遇されて来たことの理由がようやく分かりましたね…。
生まれる前からとんでもない運命を背負っていたのか…。
達也と深雪、2人の運命を変える秘密
四葉家当主となって家を残していくため、深雪には結婚相手が必須です。
深雪は達也以外の相手と結婚することを嫌がっていましたが…。
当主の真夜から告げられたのは、深雪が調整体魔法師だという真実でした。
そもそも深雪は「達也が力を暴走させないように、達也のために」生まれた存在だったのです。
調整体魔法師と言えば、前回登場した光宣を思い出しますが、真夜は光宣のことを出来損ないだと言い切ります。
光宣とは異なり、深雪は『完全調整体』と言える最高傑作のようです。
遺伝子的には兄妹ではない2人。真夜は深雪の婚約相手に、達也を指名します…!
ついに来たーーー!兄と妹という2人の関係が、ついに変わるときです!
これが『四葉継承編』だ!
このトンデモ展開こそ、魔法科シリーズのターニングポイントには相応しいと言えますね。
前回までは外部の敵との戦いばかりだったのが、今回はむしろ内部が相手だったというのも新しいです。
達也と深雪のことは「兄妹ではなく従兄妹」ということにして、魔法界に告知することに。
魔法科高校の優等生と劣等生は、日本で(世界で?)最も恐れられている一族の次期当主とその婚約者になってしまいました…。
ほのか&一条…。
明らかな波乱が待ち受けていそうですね、次回は『師族会議編』です!
再び外部の敵との戦いが始まりそう…。