ベンチャー企業編と大学生編の掛け合わせ?! そろそろ話が本格化して来そうな雰囲気!
みなさんこんにちは。今回は『続・魔法科高校の劣等生メイジアン・カンパニー3』です!
魔法科本編から数年後の話である『メイジアン・カンパニー』シリーズでは、達也たちは既に大学3年生となっています。
主人公が年上というラノベが少なくなって来た(どころかメイジアン・カンパニー以外に知らないかも)ので、個人的に貴重な作品です。
まああと1年と少しで、達也たちも年下になってしまうわけですが…。
そんな『メイジアン・カンパニー』シリーズ3巻は、ずばりほとんど話が進みません笑。
真由美と遼介、そしてリーナの渡米を邪魔しようとする軍と達也の、水面下での攻防が主な話となります。
さらに後半には、魔法科大学での恋物語も語られます、、、?
ネタバレ注意です!
いっっっつも達也の邪魔するな、VS陸軍情報部
なんかいつも邪魔してんな…。
と言うわけで、今回も陸軍情報部が達也の邪魔をしようとします。
魔法師が国外に行くことはほぼ不可能で、法律はないけれど自粛(笑)を求めている現状が背景にあります。
真由美と遼介の渡米計画はFEHR(フェール)との協力を取り付けるためであり、短期間のものです。
しかし、自粛警察の陸軍情報部はこれを阻止するため、色々と過激な手段に出ます。
不発には終わりましたが、美月やエリカに呪いをかけるという話まで…。
陸軍情報部はよく出て来ますが、一度でも良いことしてましたっけ?
後輩が誘拐された事件や、アメリカ軍の人々を操り人形にしようとしたことの印象が強いです笑。
まあ今回で決着のような気もしますが……。
そんな中で達也は自らの魔法の力を示すため、ちょうど都合よく地球に迫っていた隕石に目を付けます。
達也の戦略級魔法が(隕石に向かって)放たれる!
3巻の宣伝文句は戦略級魔法が使われたということだけだったので、一体何が起こったのかと驚きました。
ですが蓋を開けてみれば、地球に迫る隕石を「分解」するというデモンストレーションを行なったという話でした。
(達也の魔法も含めて)魔法を社会に活かすためには国内に魔法師を閉じ込めたままではいけないと言う(脅すとも言う)達也。
ようやく陸軍情報部との長い戦いも終わりを告げたような気がします。
今までは兵器としての利用方法しかないように見えたマテリアル・バーストですが、ここに来て人類のための平和的な利用法を考えた達也。
これは今の世界情勢にもピッタリと来る話です。
魔法科はなんとなく作者の個人的な考えを強く反映しているような印象を受けるような作品で、戦争と平和に関する話も作者の意見ではないか?と思っています。
なんとなくですけどね。
後半には将暉とほのかの恋に関する短編が、、、
そして、情報部との水面下での対決だけで本編が終わると、将暉とほのかの短編がありました。
本編から経過した時間の重さを感じました…。そりゃそうですよね。
高校卒業から1年ちょっとが経過したぼっちですら、色々なことがありました。
ましてや2年以上が経過したリア充(?)たちですからね…。
一条将暉 -ハーレム主人公の誕生-
もはや深雪の心を射止めるのは不可能だと悟っている将暉。今度は家の都合で遠い親戚とくっ付けられそうになっています。
相手はそれを嫌がっていると思っていた将暉でしたが、なんと相手は将暉のことが好き!
吉祥寺の介入によりそれを知った将暉は、相手のアピールによってとりあえず付き合うことになりまs…………、ここで登場したのはリウ・リーレイです。
覚えているでしょうか、中国からやって来た戦略級魔法師で、現在は高校生の赤い子です。
こちらも将暉のことが好きで、なんと付き合う直前の2人に割って入り「相手のことが好きじゃないなら、試しで付き合うのは私でもいいじゃない」的なことを言います。
喫茶店のど修羅場が唐突に始まってしまった…
シリアスな話の多い魔法科では珍しいギャグシーンでした笑。
結局どうなったのかよく分かりませんが、少しずつ深雪以外の相手にも目を向けるようになるのかもしれませんね。
こっちもかな?ほのかwith「七宝琢磨VSモブ男」
VSダークライ!
ほのかの方も、徐々に達也への気持ちに変化が現れている様子です。
自分の『好き』が恋愛感情なのか分からないと言うほのかは、なんと達也との関係性に一つの決着をつけることを決心します。
しかし次の日には機会は訪れず…というところで終わってしまいます。
一生というスパンから見れば5%にも満たない期間ではありますが、学生にとっての数年は本当に長いんだよね……感傷的にもなりますよ本当。
ちなみにほのかは結構モテるので、七宝琢磨とモブ男との今後にも注目ですね。
本当に将暉と対比されているような、男女が入れ替わった雰囲気やな〜
当サイトは光井ほのかを応援しています!
まとめ:そろそろストーリーが大きく動き出しそうな予感!
特に今回印象に残ったのは、最後にあった短編2つです。
メイジアン・カンパニーはベンチャー企業編と言うべき雰囲気ですが、短編で大学成分を補完できそうです。
今後もこういった短編は続いていくようですし、楽しみです!
それにしてもこの人たちの意識の高さには驚きますね…。
東大でもここまで勉学に前向きなのは一部のような気がします。
テストの度に落単に怯えている僕とかは言うまでもないですし…。自分もやらないとな、という気にはなります。
気に”は”なりますね。
FEHRのトップであるレナが幽体離脱魔法で達也の元に現れて終わったメイジアン・カンパニー3巻。
次回はリーナたちのアメリカ紀行も描かれるようですし、楽しみです(もう発売してるけど…)!