たとえ怪物に負けて死んでも、このゲーム、この世界には負けたくない。
というわけで、みなさんこんにちは。
今回は最高の映画、『劇場版ソードアート・オンライン-プログレッシブ-星なき夜のアリア』の感想とかを書いて行きます。もう公開されたのは遥か昔のことですが…。
ですので、今回はネタバレあり(劇場版だけでなく、アニメや原作小説に関しても)の感想で、映画の展開に沿って書いて行きます。
それではまずは映画の基本情報から行きましょう。
リンク・スタート!
SAOプログレッシブ基本情報
まずは基本情報です!
プログレッシブのストーリー
世界初のフルダイブ(完全没入)型MMORPG『ソードアート・オンライン』。
しかしそこは、ゲーム内での死=現実での死、であるデスゲームだった…。
まあストーリーの概要については多くの方がご存知だと思いますのでこれくらいで。
小説本編、小説のプログレッシブ編、アニメ一期と、何回も描かれて来たシリーズの原点を再び楽しめる作品であり、SAOを知らない人でも楽しめる内容だったと思います!
キャラクター&キャスト&制作スタッフ
キャラクターはメインの3人に絞ります!(敬称略)
劇場版の主人公:アスナ(CV.戸松遥)
SAOシリーズのメインヒロインにして、後に『閃光』と呼ばれることになる実力を秘めている。SAOには友人のミトの誘いでログインした。劇場版ではアスナの視点で話が進む。
最強剣士の片鱗:キリト(CV.松岡禎丞)
本編の主人公にして、後に『黒の剣士』と呼ばれることになる実力を秘めている。とにかく強い!そしてかっこいい!が、今はまだコミュ障全開。
劇場版オリジナルキャラ:ミト(CV.水瀬いのり)
劇場版のオリジナルキャラ。キリトと同じく元ベータテスター。ベータ時代はキリトとほぼ同じ階層まで登った実力者でもある。デスゲームとなった後はアスナのことを導き、クリアを目指す。
制作スタッフ
(敬称略)
・主題歌
「往け」
作詞:LiSA /作曲:Ayase
・スタッフ
原作・ストーリー原案:川原礫
原作イラスト・キャラクター原案:abec
監督:河野亜矢子
キャラクターデザイン・総作画監督:戸谷賢都
アクションディレクター・モンスターデザイン:甲斐泰之
音楽:梶浦由記
制作:A-1 Pictures
配給:アニプレックス
製作:SAO-P Project
映画のストーリーを追いつつの感想
それではここからストーリーを解説しつつ感想も書いていこうと思います。
原点となる物語なので大体の流れは知っている方が多いでしょうが、それ以外の点でミトがどう絡んでくるのかが注目の作品でしたね。それでは改めて、リンク・スタート!
いきなりベータテストのラストシーンから!
映画は、まずベータテストが終了するシーンから始まりました。
カウントダウンの声が響く中、紫色の怪人物とモブたちがヘビ侍と戦っています。かなり強めのパーティーのようですが、相手の刀ソードスキルによってピンチに陥ってしまいます。
そこへ現れたのは黒い服を着たソロプレイヤー!
同時にBGMもあの曲のアレンジが流れ、シリーズを追って来た人ならテンションマックスでしょう。駆け抜けるついでにヘビ侍を倒す黒服の剣士。
やっぱり強いわキ○ト!
そしてベータが終了した後、まずは明日奈の日常パートが描かれます。
クラスメイトの兎沢美澄(とざわみすみ)はゲーム友達??
現実世界の明日奈の様子はマザーズロザリオ編とだいたい同じ感じです。この辺はあんまり好きになれないんだよな〜。
そして登場いのりん、じゃなくてミト、じゃなかった兎沢美澄。学年一位の秀才にして、アスナのゲーム友達でもあります。
ゲーマーでもあり秀才でもあるという、SAOらしくいい感じのキャラ!
ある日の放課後、美澄は明日奈にSAOを一緒にやってみないかと誘います。
そして2022年11月6日。
兄の部屋にあったナーヴギアによって、アスナはソードアート・オンラインの世界へ…。SAOの正式サービス開始の日、アスナとミト(=冒頭で登場した紫の怪人物姿)ははじまりの街を巡ります。BGMも本当に神なんだよな〜。
これは、ゲームであっても遊びではない
そしてお馴染みのこのシーンです。ログアウトボタンがないという見たことのあるようなやり取りを交わした後、シリーズを象徴する「これは、ゲームであっても遊びではない」がやって来ます。
くぅわーーーーー!このシーンは本当に鳥肌!
キリト&クラインと同様、ミトとアスナも街を出て先を目指します。ミトがアスナのことを守ると言うのにグッと来ますが、この頃の守られる立場のアスナには違和感もありますね。
小説のプログレッシブよりさらに前の、本当の意味での初期アスナが見られた気がします!
アスナと言えば「キリトくんは、私が守る!」な気がしますよね…。
ミトは流石はベータテスターといった感じです。
ミトTUEEEEEEE!
リトル・ネペントさん、トラウマなるわ…
しかし、、、原作で登場した実付きのリトル・ネペント、そして恐竜みたいなやつによってアスナのHPは残り数ドットまで減少してしまいます。
分断されたミトはHPバーが尽きる瞬間を見たくないと考え、パーティーを解除してしまいます………。
アスナ絶体絶命のピンチ、そこにやって来るのはもう説明不要のこの人、キリトです!かなり強くなったアスナでも歯が立たなかったモンスターを瞬殺してしまいます。
来たああああ! もう強すぎて笑笑。
その場では言葉を交わさなかったキリトとアスナですが、ダンジョンで再開、小説のプログレッシブ編へと繋がっていきます。ミトはアスナ生存を知らないままです…。
「今のはオーバーキル過ぎるよ」からフロアボス攻略会議、クリームパンにお風呂と、よく知る展開が続きます。なぜかアルゴは登場しませんでしたが。
そしてこの後、いよいよボス戦!
始まるボス戦。ミトの生死の行方は…、、
映画公開前にはミト死亡説がまことしやかに囁かれていました(僕もそうだと思っていました)が、実際はどうだったのか、クライマックスのボス戦です!
ボス部屋での攻防:ディアベルはん、、
相手はこれまたお馴染みのイルファング・ザ・コボルトロード。順調に残り一本まで削ったところで刀モードに変化します。
ディアベルはーーーーん!
冒頭のベータのシーンでは刀ソードスキルが登場していましたが、あれはイルファングがディアベルを殺したのと同じスキルでしたね。こういうところもすごいでぇー。
アスナ×ミト×キリト。最高のクライマックスシーン!
アスナとミトは言葉を交わして和解?し、HPバー残り一段の戦いにはミトも加わります。ミトがアスナにウィンドフルーレを渡したタイミングで「luminous swod」(もしかして原曲?)がかかり、もうテンションはマックスですわ。
これぞSAO!まじで神作品!
テンションはマックスですが、ミトがアスナを庇って犠牲になるんじゃないかとヒヤヒヤもしていました。まあ、それも「swordland」がかかるまでの間です笑。ミトとアスナの「「スイッチ!」」からキリトがソニックリープを発動、ボスを倒します!
(語彙力喪失)
ビーター、いい呼び名だな
その後はビーターのやり取りをした後、アスナとミトが言葉を交わします。和解はしたものの、キリトと共に往く決意をしたアスナは二層への往還階段へ進み、ミトは一人になってしまいます、辛い…。
顔を固定して視線だけを動かすためキリトがアスナの頬に手を添えたシーンも面白かったです。
キリトはキスするみたいだと思って恥ずかしそうにしていますが、アスナは気付いていないので映画を見ただけでは「??」ってなるかもしれません。これは小説版と合わせるとかなり面白いです。
あと小説との違いとしては、最後に「アスナ」「キリトくん」と呼んだことです。直後にしれっとアルゴが声だけ登場し、どちらの要素も「おおーーー!」となること間違いなしです!
二層の風景は絶景と呼ぶのにふさわしいものですし、クライマックスのボス戦が終わった後にも粋な展開でした。神!神!神!
SAOはやっぱり音楽が神。主題歌もBGMもとんでもない!
SAOの音楽の良さはアンチでも認めざるを得ないものですし、BGMはあらゆるアニメの中でトップだと思います。かろうじて迫ってるのはまどマギかな〜(当たり前)。
実は僕は原作勢で、アニメをほとんど見たことがなかったので、ついに映像と音楽を同時に楽しむことができて感無量でした…。
『往け』は今でも聞いています。やっぱりLiSA!
プログレッシブの主題歌である『往け』ですが、こちらは作曲がYOASOBIで有名なAyaseさん、そして作詞がLiSAさんとなっています。
コーラス部分ではAyaseさんが参加されているということで、二人のハーモニー?的なものがとんでもないです!
エンディングで流れる曲で、背景がユメセカイに似ているのも面白いです。この曲はリリースから八ヶ月以上が経っていますが、今でも2日に1回は聴いています!
音楽と映像の一体感!BGMがより神がかってます!
そしてBGMです。梶浦由記さん作曲のBGMはプログレッシブのアレンジを加えつつも原曲と同じく神です。まじで。
そして曲が他作品よりも重要な演出となっているようにも感じました。ボス戦のクライマックスシーンでのこと。キリトとアスナのスイッチに合わせてBGMが切り替わるという演出によって、「swordland」と「luminous sword」を知っている人にはめちゃくちゃ刺さると思います。最高だわ本当に……。
戦闘曲以外では「she is my friend」でしょうか。アスナとミトの曲と言えるこちら、「luminous sword」のメロディーが入っており、これもまた最高です。サビの一番最初、「てーれれ てーれれ てれれーれー」のところです笑。
まとめ:過去最高に楽しんだ映画です
SAOプログレッシブは、キャラ、声優、曲、そしてストーリーについてと、様々な事前情報を知った上で、めちゃくちゃ楽しみにしていた作品でした。
映画を見る上でここまで色々なことを知った上で見た、ということがなかったので、あらゆる面から楽しめたと思います。
アスナの急成長、キリトの圧倒的な強さも堪能できましたし、新キャラのミトもまた出て来て欲しいと思います。
パンフレットによると、川原礫先生自身が、どこかで登場させたいキャラだと語っています。エイジとユナのように、いつかどこかで登場するかもしれません…。
そして次は「劇場版ソードアート・オンライン-プログレッシブ-昏き夕闇のスケルツォ」です!一気に話は飛んで五層?だったはず。
キ○○○とかどうするのかな〜と思ったら、どうやら出演しないようですね…。しかし「星なき夜のアリア」のラストで登場したアルゴはがっつり活躍するようです!次回も楽しみですね…。
おそらくキリアスの仲が深まっているという描かれ方をするので、シリーズ本編以上にラブコメ的要素が出てくると思います!それではまた「昏き夕闇のスケルツォ」で!
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こちらの2記事は映画を見る前に書いた記事です。
ある意味では今ブログを運営しているのもSAOがきっかけなのです…