急加速するストーリー!もはやギャグ要素はアリナの生々しい残業話だけ笑!
みなさんこんにちは。みなさんはもう就職していますか?僕はまだ大学生です。
と言うわけで今回は『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います3』です!
ギルドの受付嬢が残業をハンマーでぶっ飛ばすシリーズ3巻は、かなりのシリアス展開となります。
正直ありがちな気もしますが、だからこそシンプルに面白かったです。
例のあの人があれだったり、あの子があれだったり、話が急に進む”ギルます”3巻です!途中からは結構ネタバレ注意!
ネタバレなしのあらすじと感想
受付嬢研修、それは残業とは無縁の平和な3日間。
後輩のライラと共に研修にやって来たアリナだったが、運命はそう簡単には行かない…。
講師役として白銀の剣も登場する中、魔神の復活を目論む『黒衣の男』が現れる。
これは偶然か必然か。
今度の敵は今までとは違う……。
かなりカッコ付けたあらすじを書きましたが、だいたいこんな感じです。
1巻と2巻で事件を起こし、アリナの残業を増やしていた魔神を復活させようとしていた”黒衣の男”。
彼が再び現れたことで、今までの”魔神が復活してなんとか倒す”、という流れとは異なる物語となって面白い巻でした!
新たな敵、身近なキャラに関する新事実と、今後が楽しみになる(書いている時点で既に5巻まで登場していますが…)展開です!
後は、、、
アリナが可愛ええええええええ!
最初の頃と比べ、徐々にジェイドたちにも心を開いている様子が伺えます。ほんと可愛い。
それではここからはネタバレありの内容+感想を書いていきます。
未読の方はネタバレ注意です!
受付嬢の研修にやって来たアリナとライラだったが…
と言うわけで、研修のためにギルド本部へやって来たアリナとライラ、他多数の受付嬢たち。
ギルド本部はかつて”灰の城塞”と呼ばれた高難度ダンジョンであり、ギルドマスター率いる先々代の白銀の剣(ギルドの精鋭パーティー)たちが攻略しました。
何十年も前の話ですが、その攻略時にはマスター以外が死亡したと言う悲しい場所でもあります。
そのせいか、研修中に泊まる建物には幽霊が出るという噂が……。
まあ、アリナは特に気にしませんが。後輩のライラと、白銀の剣のルルリはビビっています。
虫もお化けも大丈夫ってすごいな笑。
それはともかく、前回の記事に”ギルドマスター=黒衣の男 説”を書きました。
マスターのことは現役最強クラスのジェイド君も疑っていましたが、果たして……?という部分が今回の重要ポイントでした。
そして迎えた夜。幽霊より怖い、”黒衣の男”が登場?!
その夜、なんとアリナとライラの元に幽霊が現れます。まあ、実際は低級モンスターに憑依された人でしたが…。
問題はライラの前で、強烈なパンチを幽霊に繰り出したことです。まずくない??
もっとも、ライラは特に何も言いませんでした。そこまで異常な力を披露したわけではないのかも?
そしてジェイドと合流した後、ライラは外に不審な人影を見つけます。
その時にも「なんで強者に限ってこういう肝心なものを見ないんですかああああ見ろおおおおおお!!」と言って、アリナが強者側なのが当たり前のような感じです。
このライラの様子、何かあるのか?と勘繰ってしまいますね。
う〜〜ん、まあ雰囲気から強者感出てますけどね笑。
そして最終的に白銀の剣とアリナはギルド本部の地下に落下、4人の前に”黒衣の男”が現れます…!。
ギルドマスター…あんた…
アリナたちの前でフードを取る”黒衣の男”。そもそもジェイドの前で”黒衣の男”を自称した時点で、その呼び名を知る人に限られていましたが…。
やはりと言うべきか、その正体はギルドマスターでした。
魔神復活は世界崩壊にも繋がる行為ですが、一体どうしてそのようなことをしていたのか、悲しき物語が始まります!
亡き娘を蘇らせるため、全てを捧げた数十年間
魔神を復活させた動機、それは亡くなった養子でした。
ギルド本部に存在したダンジョンで命を落とした養子を復活させるため、何十年も準備を進めて来たのです。
かつて冷徹な冒険者だったマスターを変えた娘でしたが、亡くなるまでに愛を伝えられず、それを伝えたいという思いもあります。
なんかリ○ロで聞いたことあるぞそんな話…
前述の通り、当時の白銀の剣はマスター以外全滅したわけです。全滅直後に何者かから魔神の存在と故人の復活について聞いたマスター。
確かに読み返すと、伏線の存在に気付きます!
1巻で戦った時、独り言で「アリナなら魔神すら超えるかも」と笑っていました。
が、魔神の存在はその時点で誰も知らなかったはずです。
これは注意して読み返さないと気付かない、めちゃくちゃ巧妙な伏線ですね!
2巻では明らかにマスターが怪しかったですが、1巻にも伏線があったとは…かなり驚きました!
魔神の正体は”元人間”?!
そして、魔神復活と娘復活の関係についてですね。
先人たちの作った人工モンスターという認識だった魔神ですが、その正体は核を埋め込んだだけの元人間だったのです…。
そして、魔神となった人はスキルが強化され、アリナと同じディアスキルというものになります。
マスターのスキルは過去を見るものだったので、強化すれば過去の結果そのものに干渉できるのではないか、という話です。
こういった話の定番として、一言くらいは会話できそうなものですが……。
結局娘の生きた姿に会うことは叶わず、核によって人格が変わったマスターVSアリナたちの戦いが始まります。
この戦いのポイントはジェイドが心理戦でマスターを超えたこと、ジェイドとルルリの複合スキルでマスターの強化スキルに対抗したこと、そしてアリナのハンマーの覚醒ですね。
マスターのスキルが強化(『変異』)したのと同様の現象であり、『変異』の話は謎を解く鍵になりそうです!
まだまだ冒険は続く!今後への期待大!
どうにか核を切り離し、マスターを殺すことなく無力化したアリナたち。
マスターが目覚めた時は残業絡みでネタっぽいやり取りがあったけど…笑。
ところが、これで一件落着とはならないのが面白いところです。
ざっと伏線的なものは以下の3つでしょうか。コメディー要素が薄まっているのが良いです!
黒幕だと思っていた”黒衣の男”だけど…
1巻と2巻で冒険者を洗脳していた”黒衣の男”はギルドマスターであり、彼が全ての黒幕だと思っていましたが…。
マスターに魔神の存在を教えた人物こそが本当の黒幕でした。
マスターは黒幕を明かそうとしますが、ちょうど発動したスキルによって記憶を消されてしまいます。
アリナたちも知っている人のようですが、国のトップの1人『剣聖』がやけに怪しいですね…。
リ○ロで聞いた気がするぞそんな肩書き…。
ちなみにギルますシリーズはシリアスがありつつ明るいので、リ○ロが重すぎるという方にはピッタリ来る物語かもしれません。
ロウ君、君の過去もそろそろ知りたいね
次は『白銀の剣』の魔法使い、ロウです。
前回で只者ではなさそうな様子を見せていたロウですが、今回はマスターの一撃に倒れてしまいます。
しかし、重傷を負っていたにも関わらず耐えていたため、ルルリに「拷問に耐える訓練でもしたことがあるのか」と聞かれます。
怖いこと言うなよ、的な反応をしたロウですが、絶対何かあるってこれ!
怖い過去がありそうやで…。
ライラちゃんがネタキャラじゃなかった件
そしてアリナの後輩のライラに関しては、最後の最後で驚愕の事実が明かされます。
処刑人ガチ恋勢だったライラ。アリナの前でイケメンに違いないと言い、人形まで作っていました。
そして今回のラストシーン、1人で残業中のライラが人形のフードを取ると、、、その顔は黒髪ロングに翡翠の眼をした美少女……。
なんとライラはアリナの正体を知っていたのです。
途中で気にしていたライラの反応ですが、アリナの正体を知っていたなら納得ですわ…
さらに、なんとライラの右腕にも魔人核が?!
まさかまさか…、まだ人格は乗っ取られていないようですね。1巻と2巻の魔神はライラの知り合いで、人間の頃はいいやつだったようです。
うっそでしょ、これいつかアリナVSライラ来るんじゃ…。
アリナがどんどん可愛くなっていく!
最後にこれ!今回のアリナ可愛い!
ジェイドが『好印象大作戦』と名付けた、要は”押してダメなら引いてみろ”作戦。これが意外と刺さっているのがいいですね〜。
ナンパされているアリナを助けるシーンがあるのですが、その時にアリナは”いつもと違うのがヤダ”と言います。
かわええええええ、これジェイドの時代来そうやな笑。
さらにラストシーンでは、ジェイドは白銀の剣が持つ”導きの結晶片”と似たものをプレゼントします。そのシーンの挿絵がもう最高でしたわ…。
あとは冒頭のカラー絵!日常の一コマが描かれており、かわええええええ!
あと、アリナって結構”ある”んですよね…。イラストレーターががおう先生だからかな…?笑
そう言うわけで、シリアスもラブコメも加速するギルます3巻でした!
ここから先の展開が期待できます!