最強は綾小路、異論は認めない
みなさんこんにちは、実は綾小路がそこまで好きではない、ひじきです。今回は『ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編7』をご紹介していきます!
もう今回の綾小路は強すぎて逆に強さが表に出ない、という感じでした。好き嫌い関係なく、笑っちゃうほどの強さを実感できる回となっています!
時は文化祭。波瑠加&三宅や櫛田のような懸念事項を抱えるクラスと、ホワイトルームから刺客が来るのかが注目すべきポイントでした!
結論を言うと、今回は主人公サイドにとってかなり明るい話だったと思います。前々回のような明確に悪い展開はなく、ほっとしました…。
ネタバレなしの感想は「綾小路つええええーーー!」ってくらいなので、ここからは内容に関してもかなり踏み込んでいきます、ネタバレ注意!
櫛田、お前今の方がいいよw
今回は櫛田がかなり登場&活躍します!初期から黒い側面が判明しており、とうとう満場一致試験で綾小路に暴露されてしまいました。
当時は「ぷーくすくす」などと思ったものですが、なんか櫛田は今の方がいい感じですね笑。いい意味で吹っ切れたような気がします。
櫛田(メイドVer)可愛すぎかって……
例えばホワイトルーム生の八神と話している時に、多くの危険人物(綾小路、八神、龍園、天沢)と関わったことで強くなっている自分を実感。元々持っていた図太さにさらなる磨きがかかっていそうです。
さらに、メイド喫茶が人気すぎて行列ができた時にも、自分にできることを瞬時に考えて上手く対応します。
メイドの全体練習には全く参加していなかったものの、どうやら堀北と練習をしていたらしい、と洋介は言います。
すご、まじでいい感じのキャラになってます!本性をさらけ出した後の方がいいキャラになっているのが面白い。
そして、このメイドシーンの挿絵がめちゃくちゃ可愛い!
ここ最近のよう実はどのキャラも可愛いですが、その中でも特に可愛かったです。まあ中身はブラッ櫛田のままですが笑。
まあ天沢には敵わないか……綾小路つっっっっよ!
さらに今回の見どころの1つは、櫛田と天沢&綾小路が関わる場面ですね。
確かに櫛田は強くなりましたが、まあ天沢には勝てません。が、櫛田と天沢が話している所に綾小路が登場します。そして、異能バトルかと思うような強さを披露。
これ現実世界の話だっけ?
さらにこのシーンは発言(とモノローグ)もすごいです。
綾小路「対峙する相手の技量が5から20、あるいは30に上がったところで、こちらが100に近い技量であれば同じこと。」
天沢「いつからあたしを倒せるって思ってました?」
綾小路「出会った瞬間からだ」
天沢を圧倒する綾小路、もはや櫛田に対して実力を隠そうとは考えていないようですね。なろう系主人公もびっくりの傲慢さですが、実際その通りの実力なのが恐ろしい所です。
綾小路や堀北への復讐を計画していた波瑠加は…
そして、今回のモノローグを飾った波瑠加についてです。
波瑠加と三宅は文化祭に参加せず、さらには自主退学をしようと考えていました。
退学によるクラスポイントへのペナルティーは避けられず、それによって復讐しようと考えていたのです。
綾小路は波瑠加&三宅と話し、愛里がメイド服を託していたことを明かします。愛里は波瑠加の退学も、綾小路との対立も望んでいないはず。そう考える綾小路と三宅でしたが、それでも決定的な一手とはなりません。
そこに現れたのは、、、
「声大きいよ。幾らここでも、下手したら注目浴びちゃうんじゃない?」
なんと櫛田でした。愛里のSNSを見せ、アイドル活動を再開して前に進んでいる姿を見せます。
退学したらそれでThe End。そういう書き方がされて来た”よう実”ですが、それだけではなかったのです…!
愛里の様子を見た波瑠加もまた、前を向くことを決意します。まあ愛里のSNSは綾小路も見つけていたのですが、どうにか2人が自主退学するという道は避けられました。
何はともあれ、一件落着!!
文化祭の結果は。
ひとまず文化祭の結果はまず書いておこうと思います。
結論から言うと学校でトップの売り上げを叩き出したのは堀北たちのクラスでした!
詳細は省きますが、龍園クラスと協力して戦ったことが大きかったのです。龍園とか1年生編の7巻まではクズだったのに…、今では龍園×葛城のコンビめちゃくちゃ好きです!
とは言え、MVPは茶柱先生でしょう。冒頭のカラー絵の通り、実際にメイドになりました。茶柱先生が!メイドに!?
思わず笑ってしまうような話ですが、圧倒的な人気によって売り上げにめちゃくちゃ貢献してくれました笑。
作戦自体は効果を上げていますが、なんとなくギャグ展開のように感じてしまいます笑。
そして次は、今回の超重要イベント”八神事変”についてです。命名は僕が勝手にしました。
八神事変
結論、八神は退学になりましたーーー!
ホワイトルーム関係者が綾小路を連れ去ろうとするのかと思いましたが、結局は八神を連れ帰っただけでしたね。
今回の綾小路は表に姿を現さず、なんなら裏でも最小限のことをしただけでした。9割八神の自滅というのがなんと言うか……爆笑してしまいます!笑
綾小路がしたこと、それは多少の細工をした手紙を八神に届けただけ。それでここまで行くとはって感じですね。
綾小路も八神=ホワイトルーム生だと確信していたわけではない?のかな?と思います。
綾小路が天沢に対して言っていますが、ホワイトルーム生を放置していた理由は「最初から勝負になると思っていないからだ」。本当にその通りでした…。
今回の登場メンバー間での戦闘力はこんな感じでしょうか?
堀北&伊吹<龍園<<天沢<八神<<<<綾小路
八神の直接戦闘力は学校内で綾小路の次くらいだと思いますが、それ以前の問題でした笑。
綾小路の本音がいつもより多い!
今回は今までに比べ、綾小路が誰かに対して本音を言う機会が多かったように思います。
例によって綾小路の本音というのは不穏なものも含まれているわけですが、、、具体的には以下の3点です。
綾小路と南雲が直接対決するっぽい!
とうとう来ました、この時が。綾小路に心境の変化があり、南雲を叩き潰すことに決めたようです。
生徒会室へ行って勝負を申し込む綾小路。
今までに南雲と戦わなかったことを「興味がなかったんです」の一言で片付けつつも、対戦の約束を取り付けます。どうやら一之瀬が鍵となるようですが、嫌な予感しかしないな…。
さらに恵についての本音を南雲に明かすシーンもあります。
「消えたら消えたでそれまでの存在。それ以上でもそれ以下でもありません。むしろ後始末が楽になって助かりますよ」
流石の南雲も驚き、僕と同じことを思います。
「……頭のネジが吹っ飛んでやがるな」
もうじき君は綾小路に叩き潰されるんだろうけどね…。
ここで1年生編8巻での台詞を思い出しましょう。
おまえを退学にはさせない。どんな手を使ってもな
この時はかっこいい!と思ってたのに………。
さらに恵にとって不穏な流れが登場
まあ表面上は良好な関係の2人。前回と今回で2人の関係は進んだ(意味深)ようです。
が、、、綾小路のモノローグはやっぱり不穏です。
「もう立てないと思ったところからの長期のリハビリ」に「いよいよ目処がついてきた」と考える綾小路。
いやーー、嫌な予感しかしない。恵や一之瀬は人気キャラですが、最近はやけに不遇ですね…。
ちなみに僕の推しは一之瀬と七瀬ちゃんです。
慢心が慢心ではない綾小路
これは既に登場した言葉ばかりですが、
「対峙する相手の技量が5から20、あるいは30に上がったところで、こちらが100に近い技量であれば同じこと。」
「最初から勝負になると思っていないからだ」
のような一見すると慢心にしか見えないセリフが多かったです。そして、実際この通りなので慢心とは言えないのがマジですごい。
綾小路が負ける姿は一切見えません…。
よう実2年生編7巻・感想まとめ
それでは最後に、今回のまとめと今後の展開についてです。
愛里、波瑠加、櫛田のように満場一致試験以来ピンチだったクラスですが、どうにか修復できました。
特に愛里に関しては、退学後のポジティブな様子が出て来たのが新鮮でした。山内にも何かが起きているとしたら面白いですが笑。
また、綾小路の助言によって一之瀬クラスでも動きがありそうです。中心となるのは表紙の2人、神崎と姫野。
告白時をピークに影が薄くなっている一之瀬クラスですが、学年末試験で堀北クラスとぶつかることになりそう??
そして今回のラスト、1年生の椿と宇都宮が綾小路の前に登場します。宇都宮はさらに別のホワイトルーム生と繋がっていそうですし、今後全てがつながっていくのが楽しみになります!
最初からヤバいオーラ全開だった宝泉が実は一番小物というのが面白いですね。
まあ、退学になった八神はもっと小物かもしれませんが…。
もう不穏な要素しかないよう実。次は修学旅行編となるようです!楽しみと思う気持ちと不安に思う気持ちがありますが、どうなるのか………刮目して待ちましょう。