
天使様のメイド服あり!高校で最大のイベント(俺調べ)、文化祭編!

みなさんこんにちは。通っていた高校が文化祭ガチ勢だった、どうもひじきです。
今回は『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』7巻です!
夏休みが明けて文化祭の季節を迎えた周たち。
文化祭と言えば高校生活で1番のイベントなわけですが(俺調べ)、周たちのクラスでは何をやることになるのか?
最近目立ち始めた樹と千歳に関する新情報、そして続きが気になるラスト。
まだまだ甘々で、ちょっと嫉妬もありの『お隣の天使様』7巻です!後半はネタバレ注意!
簡単なあらすじとネタバレなし感想
夏休みが終わり、早速テストがやって来た周たち。
真昼はいつも通り1位だったが、そのご褒美にお願いしたのは……。テストが終わればやって来るのは文化祭。
周たちのクラスはメイド(+執事)喫茶をすることになる。真昼の人気に嫉妬ぎみの周だが、それは真昼の方も同じ??
さらに、樹と千歳に関しても明かされる新事実。軽い笑みの下に隠した本心は。
まあ今回はやはり文化祭でしょう。
周たちの高校は招待客のみが入れるという、規模の小さい文化祭のようですが、だからこそ(?)できることがあります!!!
そう、メイド喫茶ですね
真昼のメイド姿の挿絵が多く、メイド服が好きでなくても「おお〜〜」となることでしょう笑。
あとは樹(執事Ver)と千歳(メイドVer)が揃っている挿絵もあり、カッコいい感じの雰囲気がかなり好きでした!
まあ2人に関しては複雑な背景も見えるのですが。
そして、真昼のメイド姿が可愛いのはもちろんですが、今回は周もカッコよかったようです。
お互いがお互いに嫉妬してしまうという、可愛い展開でしたね…。
それでは青春の文化祭編です!
テストで常勝の天使様、お願い事はなに?
今回のテストも学年1位だった真昼。ちなみに周は学年5位。
大学のテストが終わるたびに「うわこれ単位落としたわ」ってなってる僕としては羨ましい限りです。3月に成績が分かるのが怖すぎる…。
それはさておき、ご褒美を聞いた周に対して、匂いフェチ(疑惑)の真昼は周のクッションを欲しがります。
まあ可愛いものですが、さらになんとキスして欲しいとお願いします。
- それまでは普通のキスしかしていなかった周と真昼、ちょっと進みました。
ここ周の心情描写とかめちゃくちゃ細かくて、もうやばwwwって感じです。はい。
真面目なテストの話から数ページで一気に盛り上がったなーーーおいおい!
文化祭企画は、メイド&執事喫茶に決定!
何回も書いていますが、今回のポイントはこれですね。
明らかにクラスに真昼がいることが原因でしょう。いや、周くんという彼氏がいるんですが…。
少し不満そうにしていた周は意見を求められ、(当日の自由時間が増えるから)郷土史などをまとめて展示すれば、と言ってしまいます。

えぐいって笑
比○ヶ谷八幡もびっくりだろ笑
ちなみに、別に空気を凍らせたかった訳ではなく、素で言ったようです。
ますますやばいって笑。
もちろん周の意見は採用されませんでした……。
メイド服の天使様、参戦!
はねこと先生の描くメイドと聞くと『あくありうむ。』を思い出しますが、こんなに露出は高くないのでご安心を笑。
カラー絵以外で印象に残ったのは、周くんにお披露目するシーンでしょう。
メイド服云々の前に、全体の雰囲気が可愛かったです。
これ以外にも挿絵が豊富で、恥ずかしがっている姿や接客中の姿など、さまざまなシーンがありました。
章タイトルで『その笑顔は誰に効く』というのもありましたし。

止めてくれ真昼。
その笑顔は周に効く。
文化祭を仕切るの樹!ますます好感度アップ!
そして、文化祭でのクラスリーダーは樹です!
真の陽キャ感がある樹はテキパキと話をまとめ、有能さがよく分かります。
知り合いからコーヒー豆も調達して来ちゃうし…。
こういった有能キャラが大好きな僕としては、非常に嬉しいです。
文化祭当日、事件もありつつ基本的には楽しい。
そして迎えた文化祭当日、、、
セキュリティー面がやけに強調されているな〜と思っていたら。
真昼を標的にした事件が起こりかけます。
幸い周が気を付けていたお陰で未遂で終わり、真昼もすぐに立ち直ります。
当然ですが、周は前回の VS父親 よりキレていました…。
で、その真昼ですが……。
どうやら執事姿の周が非常に人気らしく、女子たちの声が耳に入ってしまいます。
「今更、周くんのよさに気づいたって、渡してあげません」とか可愛すぎっしょ!
7巻の帯にも書かれていますし、今回のキャッチコピーと言えます。
周の両親が襲来。遺伝ってあるんだな…
文化祭2日目には周の両親がやって来て、学校内でいちゃつき始めます。
完全に周&真昼と重なるんですが……。
周の母はかなり面白い人で、接客中の真昼にもくっつこうとします。
- 周「お客様、うちのメイドに触れるのはご遠慮ください」
- 母「まぁ。周専用のメイドなのね」
- 周「普通に考えて当店のメイドの意味だよ!」
この流れ面白すぎる笑。こういう笑いは『お隣の天使様』シリーズでは珍しいですね。

両親相手に接客することになり、気恥ずかしさが半端ない周の気持ち、よく分かるで。
ほぼ新キャラの木戸彩香だが、実は伏線が?
7巻でよく登場した木戸彩香(きどあやか)。
筋肉が好きでちょっと変わっていますが、シンプルにいいやつです。
あと今回のメイド&執事衣装は木戸のバイト先から借りて来ました。
正直かなりモブっぽい印象だったので忘れていましたが、読み返してびっくりしましたねこれ。
周と優太の会話には結構ヒヤヒヤです
5.5巻で、真昼に対して淡い恋心を持っている(持っていた?)ことが判明した優太。
周はそのことを知らないので、結構ヒヤヒヤしますね。
周は優太のことを信頼しているので、真昼がメイド服を着ることへの複雑な感情も話してしまいます。
まあ優太が危害を加えることはないと思いますが…。
樹と千歳、そして樹の父。
そして文化祭編は単に楽しいだけでは終わりません。
樹の家柄が良く、父親は樹と千歳の交際に反対しているというのはよく出てきていた話でした。
そして今回、樹の口からもう少し詳しい情報が語られます。
という感じで、色々と複雑そうです。
打ち上げの途中、周に対してこういう事情を打ち明けた樹。父親と戦っていく決意を新たにします。
父親は文化祭に来ていましたし、千歳について「私を見て萎縮させたり気まずい思いをさせるのも嫌」だとは言っているんですけどね……。
あと、この章の最後の文
「手にしていたメロンソーダの炭酸がすっかり抜けていた事は、誰も気付かなかった。」
が文学的で良かったです!
『お隣の天使様』7巻まとめ。最後には衝撃の一言が…
さて、それでは今回のまとめです。
そして。そしてそして。文化祭の打ち上げの後に周の家でのんびりと時を過ごした真昼。
発した言葉は……「……今日は、帰らなくても、いいですか……?」
これは、、、何かが起こりそうな8巻、どうぞご期待ください!
