これだけ言わせてくれ。1章えっっっど。
えぇ〜みなさんこんにちは。今回紹介していくのはこちら、『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』8巻です!
文化祭編が描かれた前回のラストでは、お泊まり展開が来るのか?というところで終了となりました。
今回はその続きからなわけですが。
いや、冒頭やばいっっって………
もう感想がこれしか出てこない展開が初っ端から描かれます。ワンチャンR指定必要だって……。
と言うわけで、後半はネタバレ注意の『お隣の天使様』8巻です!
ネタバレなしのあらすじと感想
「……今日は、帰らなくても、いいですか……?」
こちらの家では初めてのお泊まりで、周は真昼と”大切な約束”を交わす。
そして、改めて覚悟を決めた周はある考えを持ち、アルバイトを開始する。
ところが、周の帰りを待つ真昼には隠し事が……?
先へ先へと進む2人の関係が描かれる、お隣の天使様8巻!
8巻の感想は冒頭の展開に集約されるのですが、他にもいくつかポイントになる場面があります。
- 1つ目は周がバイトを始めたことです。
お金を稼ぐ理由は一体何なのか、周の想いが分かるエピソードとなっています。 - そして2つ目は周の○○○。
ネタバレになってしまうので一応伏せ字にしておきますが、後半で書いていこうと思います!
ラインを攻めまくった周と真昼の一夜
さて、まずは前回の続きのお泊まり編です!
まず結論から言うと、一線を越えることはありませんでした!
そう、一線を越えること”は”、ね……。
天使様とのお風呂!? もう小悪魔でしょ……
異様な雰囲気に包まれる8巻の出だし。何かを予感しているような周ですが、どうにかまだ理性を保っています。
そこで放たれる真昼の一言、「い、一緒に、お風呂、入りたい、です」
はい???
それは流石に……
躊躇いつつも了承する周。いや、OKなんかい。
最近の高校生はこんな進んでるの? と思いつつ読んでいくと、真昼は布面積小さめの黒の水着を着て来ます。
はい???
それは流石に……(2回目)
その後も浴槽に浸かっていた周の足の間に座るなど、もはや小悪魔的所業と言って良いでしょう。
こんな状況ではありましたが、奇跡的に理性が耐え抜いた周くん。
湯上がりの少しのんびりした空気の後、冷静に「そろそろ寝ようか」と言って寝室に移動します。
何でそんな穏やかなの? と思ったら、ちゃんとソワソワしてました笑。
真昼と約束を交わし、覚悟を決める周。だが、、、
そして寝室に移動した後。ここは正直に言ってライン越えると思いました。
もう「あ〜ね(察し)」って感じでした。
理性は死んだ
が、なんと周くんの理性はギリギリのところで持ち堪え、死んでいませんでした……。
万が一のことを考え、(今後も)一線を越えることはしないと誓う周。
もちろん?受け入れる真昼。
- 相手のことを大切に思い、結婚などまで深く考えているからこその選択ではないかと思いました。
ラノベでは珍しい領域へ踏み込むのか、とも思いましたが、踏みとどまって安心しました…。
でも1mmくらい残念かも笑?
そして、やれやれと感じていたら、、、
ただ、体がそろそろ悲鳴を上げそうなので、少しだけ、許してほしかった。
周「……その、だな。……少しだけ、触れてもいいか」
そして真昼とベッドに倒れ込み、翌朝を迎えるのでした……。
え?笑 おいおいおい笑。
この夜に一体何があったのか?
次の章では翌朝になってしまったので、このシーンの詳細な描写はありませんでした。
上では『ラインを越えなくて安心した』と書きましたが、このシーンを書いて欲しかったというのも思いますよ。ええ。
とは言え、完全に情報がないわけではないです。8巻全体に渡って、この夜の話が断片的に登場しました。
詳細に書くよりこれくらいの方が小説らしくて良いかもしれませんね。
断片的と言うか、結構描写されてますね?
他にも、ちょっとここで紹介しにくいことも書かれており、正直に言って何があったのか気になると思います笑。
さて、なんか1章の内容だけで随分来てしまいました。
今回はここで終わっても良いくらいですが、周と真昼の関係者についてと、バイトの話などは書いておこうと思います。
勘のいいみんなは嫌いじゃないよ
さて、文化祭の後の休みには周の両親が家にやって来ました。
そして母親に鎌をかけられ、お泊まりしたことがあっさりとバレてしまいますwww
さらに父親には、結婚について考えていることがお見通し。
結婚式にかかるお金は心配しなくていい(真昼の親の分も出すよ)と言われます。
周が考えていることを全て読み切っており、超能力者か?と思いましたね。
こういう穏やかなタイプが1番怖いんだよ……
そして、勘が鋭いのは両親だけではありません。
文化祭明けの学校では、樹が学校に来た瞬間に雰囲気の違いを悟られます。
一線は越えてないのに何かが違うって、一体何したんすかマジで?!
周が喫茶店バイトを始めた理由は?
そして次がこれ、バイトですね。前回も出て来た筋肉大好き木戸彩香。
彼女の紹介により、周はいい感じの喫茶店でバイトを始めます。
同僚には木戸の彼氏の他、なかなか個性豊かな人が揃っていますが、まあそれはいいです。
高2の秋にバイトを始めるという、受験に響きそうなムーブをかましている周。
これにはなんと、”真昼へ指輪を贈るため”という理由があります。
結婚を真剣に考えていることから分かる通り、これはエンゲージリングですよ!!
周くんガチだな……というのがよく分かります。
バイトを始めて忙しくなった周ですが、真昼の方も何やらコソコソとやっているようで……?
出会って約1年、迎えた周の誕生日!
真昼が何かやっていたのは、周の誕生日を祝うことでした!
確か1年前の誕生日の時点で周と真昼は知り合っていたはずなので、1巻の最初から1年以上が経過しているわけですね。
ここも無限にいちゃついているのですが、今回は流石に冒頭より健全です笑。
- 周と真昼のいちゃつき以外で印象に残ったのは、食事の描写です。
誕生日ということで、周の好きな卵料理と、コソ練していたガトーショコラを振る舞う真昼。
前から思っていましたが、非常に食事の描写が細かく、自分も卵料理が好きになる気がします。
食事描写は文章だけでなく、イラストにも現れています。
今回の表紙に描かれただし巻き卵と鮭の西京焼きとか、最高ですね〜〜
真昼以外の背景も凝っていて、ずっと見ていられます。
『お隣の天使様』8巻の感想・まとめ
それでは最後に今回のまとめです。
読めば分かると思いますが、お泊まりの話しか印象に残らないと言っても過言ではないと思います。
これマジで。
あいかわらず長くなってしまいましたが、今回はここまでです。
9巻からは、『小説家になろう』版を読んだ人にとっても未知の物語に踏み込んでいくことでしょう。
期待が高まります!