『俺ガイル結2』ネタバレ感想【ヒッキーと葉山の本心に注目!】

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これが俺ガイル、これが俺ガイル結!

みなさんこんにちは。俺ガイルだと結衣推し、ひじきです。

今回は『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。結2』をご紹介していきます!

俺たちの時代が来たぜーーーー!

俺ガイル本編との違いがポイントとなる『俺ガイル結』シリーズ。1巻はanotherと同じ内容だったようですが、今回からは新しい内容が描かれます!

正月にたまたま集まってしまったヒッキーと雪ノ下、由比ヶ浜、葉山(と陽乃さん)。

年明けの学校ではそこからゴシップ的噂が広まってしまい、なかなか面倒なことに。

本編では文理選択がこの時期のテーマでしたが、今回はこの噂を終息させることがテーマとなります!

マラソン大会のように本編と大筋で共通している部分もありつつ、全く新しい展開もある俺ガイル結2巻。

後半はネタバレ注意です!

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あらすじとネタバレなしの感想

年明けの学校では葉山と雪ノ下、由比ヶ浜を巡るゴシップネタ(三角関係を疑う声)が広まっていた。

浮ついた状況の中、葉山や由比ヶ浜に告白する輩まで登場。

いらだつヒッキーは噂を終息させようとする……。

最初に書いた通り、噂の終息がポイントになりました。

ちなみにゴシップの中にはヒッキーも(他校の男子として)登場しています笑。

全体的にヒッキーが本音を言うシーンが多かったように感じる今回。本編とは異なる物語が始まった実感が湧いてきました。

そして由比ヶ浜ですよ!!

14巻の冒頭では完全に「由比ヶ浜ルート入ったな」と思っていましたが、、、今度こそルート入ったなガハハ!

本編では雪ノ下だったことが由比ヶ浜にすり替わっているなど、明らかに由比ヶ浜ルートに入った感覚でした、ガハハ!

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ヒッキー VS 葉山!

今回の話でかなり印象に残るのはヒッキーと葉山の対決(?)でしょう。

本編でも出てきた話だとは思いますが、たしか葉山と雪ノ下の間には似たようなことがあったのかな?と思います。

雪ノ下が噂の矛先になり、葉山は雪ノ下を守ることができず、陽乃さんと葉山の間の関係は微妙なまま……的な?

終息させたいヒッキー、放置の葉山

ともあれ、そうした経験から噂は放っておくのが1番だと言う葉山。

どうにかしてほしいヒッキーは葉山と話しますが、まあ上手くいくはずもなく……といった感じです。

いろはすも言っていますが、ヒッキーがこうして積極的になる理由はなんでしょうか?

決着をつけるマラソン大会!ヒッキーと葉山の本音が……

そして今回のクライマックス、マラソン大会です。ここは既視感がある展開となります。

本編では三浦(あーしさん)が葉山の文理を気にするという話でしたが、今回は違いますね。

葉山と2人でダントツトップを走るヒッキー。他に人がいない状況で再び葉山と話し……

「俺が嫌なんだよ」
「そんな噂にざわつく自分が気持ち悪くてたまらない。」

珍しく、葉山に対して本音を言います!

これは多分、由比ヶ浜のことを念頭に置いた話だよね???

さらに、今回の流れから行って葉山は陽乃さんのことが好きなんでしょう。本編では(多分)雪ノ下説もある感じだったと思いますが…。

ただ、陽乃さんの方は葉山への興味は薄そうですがwww

由比ヶ浜ルートに入ったことを感じる展開

今回は葉山の印象が強かったものの、由比ヶ浜とヒッキーのシーンも非常に多かったです。

新年から昇降口でいちゃついていたり、廊下でいちゃついていたり、マラソン大会の後にいちゃついていたり、打ち上げの影でいちゃついていたり、、、

お前らいつもいちゃついてんな

ヒッキーの怪我の手当てをするのが由比ヶ浜に。さらには……

葉山と2人きりの状態を生み出すため、マラソン大会序盤に爆走したヒッキー。本編と同様に転んで、怪我をしてしまいます。

本編では雪ノ下が包帯を巻いてくれましたが、やはりこれは『俺ガイル結』です。

ヒッキーの手当てをするのが由比ヶ浜に変わり、さらには由比ヶ浜に支えられながら会場から学校まで歩くという展開に。

ヒッキーも由比ヶ浜も気恥ずかしそうにしていますが、2人とも離れようとはしません。

学校が近付くごとに生徒が増えてきて、今回のテーマであったゴシップは新たなネタで上書きされてしまいそうです……。

これはもう由比ヶ浜ルートですわ完全に。

しかし、雪ノ下がいる保健室に入った瞬間にヒッキーから離れる由比ヶ浜

天然なの、分かってるの…………?

好きなもんは好きなんだから

このセリフは今回のラストシーンで、ヒッキーが由比ヶ浜に言った言葉です。

内容はマッ缶についてですが、「そこに寓意があるかどうかなどわからない」。

さらに言えばこのシーン、1つのベンチコートを2人で分け合っています。それはもう付き合ってるやん……。

ほぼ確実に寓意はあると思いますが、ヒッキーが素直な言葉を言うのは珍しいな、と言うのが率直な感想です。

葉山に対してもそうでしたし、本編とはヒッキーの描かれ方が少し異なっているような気がします

この違いがどう影響してくるのか、期待大です!

俺ガイルらしさを感じる場面も多数!

俺ガイルらしさと言えばヒッキーのモノローグ地の文の上手さアニメネタなどがあると思いますが、今回も全てが揃っています。

読み始めてすぐに、ヒッキーのしょうもないモノローグで俺ガイルワールドに入ることができました笑。

特に表現の上手さとアニメネタが印象に残ったので、2点書いておきます!

葉山と由比ヶ浜の告白シーンでの、微妙な差異

今回の話の中には葉山と由比ヶ浜への告白をヒッキーが目撃してしまうシーンがありました。

ここでのモノローグは結構似せて書かれていて、

  • 数歩進んで、ぴたりと立ち止まる
  • 葉山/由比ヶ浜以外の人影を見つけたから
  • 「思わず、ぱっと校舎の壁に隠れる」

などが共通していました。が。ガガガ。微妙な違いを入れてくるのが俺ガイルです。

  • 葉山の場合は「(壁に)ぴったりと背中をくっつけていると、コンクリートの冷たさがじんわりと伝わってきた。」でしたが、、、
  • 由比ヶ浜の場合は「ぴったりと背中をくっつけても、コンクリートの冷たさなど微塵もわからない。」になっていました……。

こういった工夫はまさに俺ガイルという気がして、テンションが上がります!

やはり来ましたアニメネタ、SP○×FA○ILY!

あいかわずのアニメネタ、声優繋がりの『SPY×FAMILY』はやはり登場しました。

雪ノ下がヒッキーの影の薄さを褒めたシーンで

  • 「何を褒めてるの?俺のスパイ適正?」
  • さてはこいつ殺し屋に向いているのでは……。
  • 俺、スパイ向きすぎだろ。ふっと自嘲気味な笑みで窓の外を見て黄昏てしまう。

そりゃヒッキーと雪ノ下はスパイと殺し屋に向いていると思いますよ、声的に笑。

さらには『ぼっち・ざ・ろっく!』が3回くらい登場していました。ぼざろ大好きじゃん…。

  • ぼっち・ざ・うぉーく、略してぼざうぉ。
  • 材木座が秋アニメを見てギターを始めようとしていた
  • ぼっちはギターが上手いに決まってる!

あと「千葉ってお堅いのね〜」は一瞬喜多ちゃんかと思いましたが、ガンダムでした笑。

リコリコのネタがあるかと思いましたが、見逃したかな?

そして、多分『俺ガイル結』完結までには、小町の「お兄ちゃんはおしまい!」が聞けることでしょう。

知らんけど。

俺ガイル結2巻・感想まとめ

それでは今回のまとめです!

葉山が目立ちつつも由比ヶ浜とのやり取りがいい雰囲気だった今回。

そう言えば表紙のバレンタインいろはすは本編となんも関係ありませんでした笑。

俺ガイル結2・感想まとめ
  • アニメネタや文章など、俺ガイルらしさが満載
  • ヒッキーと葉山の本音が本編よりも表れている
  • やはり由比ヶ浜との青春ラブコメはまちがっていない。

由比ヶ浜推しとしてはもはや『俺ガイル真』とでも言うべき今回のシリーズ。

1巻と2巻の間がかなり開きましたが、早く3巻が読みたいところです!

それではまた次回!

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