謎のドッペルゲンガー登場、表裏一体の頭脳戦!
みなさんこんにちは、あっという間に夏休みが終わっていく、ひじきです。
今回は『ライアー・ライアー3 嘘つき転校生は偽お嬢様のニセモノを探しています。』をご紹介します!
この記事を書いている2023年8月現在、アニメ絶賛放送中の『ライアー・ライアー』。
その3巻では、ヒロインである更紗のドッペルゲンガーが登場、学校対抗のゲームをかき乱してきます。
2巻での激闘を経たことで、乃愛という強力な味方を得た緋呂斗。シリーズ初、複数巻構成となる激闘を制することはできるのか?!
と言うわけで『ライアー・ライアー3』、後半はネタバレ注意です!
あらすじとネタバレなしの感想
学校内での危機を乗り越えた偽りの最強、篠原緋呂斗。
学校対抗のゲームに代表の1人として参加することになった緋呂斗は、個性豊かなチームメイトと優勝を目指す!
はずだったが……。
西園寺更紗を騙るドッペルゲンガーとの戦いに巻き込まれ、ゲームは思わぬ方向へ……。
今回のメインイベントは学校対抗のバトルロイヤルとなります。
ARのフィールドを舞台とする、スプラトゥーンとApexを足して2で割ったようなゲームです。
チームメンバー5人が全滅しないように気を付けつつ自陣を広げる、という感じですね。
ここに更紗そっくりのドッペルゲンガーが現れたことで、緋呂斗と更紗の人生を賭けた戦いが始まることとなります。
ゲーム以外の面では、ヒロインたちが主人公への好意を隠していないのも面白いです。
2巻のラストで味方となった乃愛がヒロインレースに加わり、前回とはだいぶ印象が変化しました。
いやもう、シンプルにあざと可愛い
今回の終わり方は結構びっくりなので、続きが気になること間違いなしです。
それではここからはネタバレ注意です!
個性豊かなチームメイトたち
今回はチーム戦であり、1つの学校は5人のチームで構成されます。
緋呂斗たちのチームは緋呂斗、メイド担当の姫路、あざとい担当の乃愛の他、新キャラの浅宮七瀬と榎本進司が加わります。
2人は幼なじみで、それぞれ身体能力と頭脳の面で秀でていますが、致命的に相性が悪いという欠陥も抱えています。
お互い嫌っているわけではない(むしろ逆)ないんですけどね……
あとやっぱり個人的には、前回は対立した乃愛と共に戦うと言う展開が熱いですね。昨日の敵は今日の友。
AR世界での頭脳戦
何日間もかけて行われる規模の対抗戦は、その演出も大規模です。
超高性能のAR技術によって、イメージ的には映画SAOのオーディナルスケールみたいな感じになります。
ゲーム自体は例によってイカサマやハッタリを駆使する流れですが、問題はやはりドッペルゲンガーです。
ドッペルゲンガーは映像に干渉し、「誰にでも変身できる」能力を持ちます。
AR世界でこの能力を使うことで他人になりすまし、対抗戦を内部から崩壊させていきます。
この犯人についてはモノローグが冒頭にあり、「引っ掻き回してあげる」と言っていますが、まさにその通りです。
プロローグのサブタイトルでは『穢れなき怪物』と書かれていますが、この意味は一体……?
加速するヒロインレース
今回で印象的だったのがこのヒロインレースです。更紗と姫路の2人に乃愛も加わり、かなり面白いことになっています。
ぶっちゃけ3人とも好意を隠していませんが、特に乃愛は印象に残ります。「恋人にして愛人にして正妻」と自称するほどです笑。
まあ乃愛に関しては前回の敵対関係から味方になったということで、個人的にはこの展開大好きです。
他にも(明るい)ラブコメシーンが多かったのでおすすめです!
学園を舞台にした頭脳バトルと言えば「よ○実」みたいなところありますが、キャラの関係性や雰囲気はこっちの方が好み、という方も多いはずです。
『ライアー・ライアー3』の感想・まとめ
それでは『ライアー・ライアー3 嘘つき転校生は偽お嬢様のニセモノを探しています。』のまとめです!
今回の最後では、なんと主人公の緋呂斗が自爆により脱落してしまう、驚きの展開となります。
表の頭脳戦(学校対抗戦)から撤退しつつ、裏の頭脳戦(VSドッペルゲンガー)が本格化しそうな、熱い展開になってきました…!
明らかなキーキャラ、厨二病の椎名ちゃん。運営サイドの人間か……?
そして、次回のキーキャラとなりそうなのが、会場のホテルにいる厨二病の女の子です。
名前は椎名紬、運営関係者の妹のようです。なお学年は中二ではなく中三。
ちょっとしたきっかけから緋呂斗と2日連続で出会うのですが、1つ緋呂斗が違和感を感じたシーンがあります。
そこでの違和感はおそらく、”1日目には会っていないようなことを言っている”からでしょう。緋呂斗のこと自体は覚えているので記憶喪失とはまた違いそうですが……。
そして3巻のラストでは、運営側の人に緋呂斗が連絡を取るシーンがあり、その時に緋呂斗は「もしかしたら”お前ら”って言った方がいいかもな」と発言します。
この2つが関係しているなら、”椎名は運営側に深く関わる人間で、複数人or人格?で構成されている”とでもなるでしょうか。
あまり根拠のない憶測ですけど。
続きが気になる終わり方!
頭脳バトルものなので考察的なものを書きましたが、今回はこれで終わりです。
対抗戦から脱落してしまった緋呂斗、謎の厨二病少女と、続きが気になる展開となりました!
それではまた次回!