あのキャラ達がやって来たーーー! 28巻続いて来た作品で初の試み!
みなさんこんにちは。大学院の入試が無事に終了し、久しぶりにラノベを読んでいるひじきです。
今回紹介するのは『ソードアート・オンライン28 ユナイタル・リングVII』、ユナイタル・リングとアンダーワールドでの冒険が描かれます。
そして、SAO28巻のポイントは何と言ってもキャラクターです!
詳しく書くのは記事の後半にしておこうと思いますが、原作小説以外のメディアからキャラクター2名が逆輸入されるという前代未聞の展開となります。
これは様々なメディアに展開しているSAOならではだと思います。さらに登場した2人は個人的にかなり好き(何なら片方のキャラはSAOで一番好きw)なこともあり、かなり印象に残る回でした!
それではSAO28巻、後半はネタバレ注意です!
あらすじとネタバレなしの感想
皇帝を名乗る人物がセントラル・カセドラルや防衛基地へ攻撃を仕掛ける中、キリトやアリス、ファナティオが奮闘。しかし相手の力は想像以上に強大で……。
そこへ加勢に現れたのは、あのゲームをやっていた人にはお馴染みのキャラ!
一方のユナイタル・リング世界では、キリト達は第2階層に到達。厳しい世界でのサバイバルが続く。
逆輸入キャラクターたちが登場し、ますます”ユナイタル”になっていくSAO28巻!
というわけで、今回も例によってアンダーワールドとユナイタル・リングでの物語が並行して進みます。
キャラクターの面に関しては冒頭で触れた新キャラたちがありますが、戦闘の面ではアンダーワールドの敵の強さが印象に残りました。
心意が使えるアンダーワールドより、手探り状態のユナイタル・リングの方が順調そうなんですが…。
まあ相手は他のプレイヤーやモンスターなので、あくまでゲームの範囲に留まっているからかもしれません。
それはさておき、あのキャラたちが登場するSAO28巻です!
前代未聞、セントラル・カセドラルへの攻撃
アンダーワールドでは、この戦いが中心となります。皇帝を名乗る輩にミサイルで攻撃されるカセドラルと、それを守るアリスやファナティオです。
カセドラルを攻撃するなんて、キリトとユージオ以来ではないでしょうか…!
まさかの登場、イーディス参戦!
そして、ここで登場するのがずばり、イーディス・シンセシス・テンです!
なんとこのキャラ、サ終してしまったスマホアプリ『アンリーシュ・ブレイディング』のオリジナルキャラなんですよね。
このゲーム、リリース日にインストールし、サービス終了の頃まで続けていました。デイリーとかオート周回が中心ではありますが、何気にかなり思い出深いゲームです。
ストーリーはHPで公開されており、本編のストーリーとも何かしらの形で関わってくるかもしれません。
で、そのオリキャライーディスは明るい性格のキャラで、アリスのことを妹のように可愛がっていました。小説の世界線ではアリスと初対面ですが、整合騎士とは思えない柔軟な思考や明るい性格はアリブレと同様のようです。
他の媒体からキャラが逆輸入されるというのはこれまでにない試みですね。アニメではエイジとユナが登場しましたが、原作小説への登場としてはこれが初めてです!
また、イーディスを復活させたのが誰かについては明らかになっていません。みんな疑問に思っていますが、果たして誰なのでしょうか?
カセドラルは宇宙へ!?
さて、前回のラストシーンでは団長のエオラインが危機に陥り、キリトが助けに来るという展開でした。しかし、なんとキリトはエオラインを誘拐されてしまいます。これは珍しい…。
その後もなんやかんやあり、カセドラルは地上を離れて宇宙へと飛び出します。
いや何が起こっている??笑
最速の飛行手段が竜だったアンダーワールド編が懐かしく感じてしまいそうです。
リズとシリカも活躍!? ユナイタル・リング編
アンダーワールドの話はかなりぶっ飛んでいましたが、そこまで大きな動きはなく、ユナイタル・リングの1層と2層の間で停滞している感じです。
その中でもまず挙げるならキリトのデュエルでしょうか。
有志によるデュエルトーナメントの優勝者と戦うことになりますが、流石の強さを見せてくれます。アンダーワールドのことがあったので若干苦戦するかと思いましたが、力の差があり過ぎました…。
まあSAOで攻略組だった人はみんな別格の強さだと思うので、クラインとかも相当強いはずですが笑
現実世界では最推しが登場!!
そして、個人的に今回の最重要ポイントはここです。
アルゴからの呼び出しで、かつて通っていた学校の近くへやって来たアスナが久しぶりに会ったのは……
「……アスナ」
少し掠れているのによく通る、低くて勁い(つよい)声。
「ミト……」
はい、最推しのミト(兎沢深澄)です!!!
今回の話で2人目の逆輸入キャラですよ…。『劇場版ソードアート・オンライン プログレッシブ』で登場したキャラで、アスナの親友にして、アスナをSAOに誘った人物です。
「ソードアート・オンライン、略称SAO。一緒にやってみない?」の台詞は映画の予告の時点から印象に残っています…。
ミトはSAO原作小説には一切登場していませんが、一部のSAOファンの間で異常なほどの人気を誇るキャラです笑。
僕自身ミトはSAOで最も好きなキャラなので、abec先生のイラストをまた見ることができ、本当に最高でした!
あとミトの声について言及されていたのも良かったです。
なお、イーディス同様ミトも設定が劇場版とは異なっています(と言うか劇場版でのエピソードが全てなくなっているイメージ)。
キリトやアスナとの関係としては、2人のあの服を作成したのがミトという感じです。これは10周年イベントで明らかにされた設定ですね。
ちなみにアルゴはラフコフの関係者らしき人を追っているらしいです。まじで死なないでくれよ、、
SAO28巻まとめ
と言うわけで今回は、ゲームや映画のオリキャラたちが逆輸入された回でした。
今後他のキャラが逆輸入されるかは分かりませんが、ユナとエイジの登場を待っている人も多いのではないでしょうか?
アリシゼーション編のアニメには出て来たわけですから!
そして最後のポイントが3つ目です。アンダーワールドで敵に捕まったエオラインはムタシーナと名乗る人物と会います。
え、こいつユナイタル・リングでキリトたちを襲った人じゃん
さらに言えば帰還者学校でアスナに話しかけて来た人でもあります。第二のベクタ、あるいはPoHのようになるのでしょうか?
次がいつになるかは分かりませんが(プログレッシブの方も止まってますし)、期待して待ちましょう! 様々な世界が1つに統合されていく『ユナイタル・リング』はSAOの最終章になるのではないかという気がしていますし、今後どうなるのでしょうか??