無人島サバイバル、開幕!
今回紹介して行くのはこちら「ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編3」です!
今回は周囲の目が少ないため、綾小路が本気で戦っているところがじっくりと見られます!このためか、17冊もあるシリーズで屈指の面白さでした。
また、前回の最後に不穏な感じだった七瀬ちゃんの正体も明かされることに。さらに4巻と合わせた初の2巻構成、ぜひ読んでみてください。
2週間に及ぶ無人島試験のルール
まず無人島試験のルールの概略を書いておきたいと思います。
2週間にわたる無人島試験は、クラス全員で協力することが実質不可能で、グループごとに戦って行くことになります。1~6人のグループでポイントを獲得し、順位を決める感じですね。
このポイントを獲得するために必要なのが
・指定されたエリアへの制限時間内での移動
・様々な能力が試されるミッションのクリア
です。
本気で作戦を立てている綾小路
道連れを出さないためにソロプレイヤーとなったはずの綾小路ですが、なぜか1年生の七瀬ちゃんが同行することになります。
今回の独白からして、明らかに綾小路に対して敵意を抱いているようですが…。
これぞ頭脳バトル!カッコ良すぎる綾小路
ソロの綾小路の初日のポイントはほんの3点。その後もあまりペースを上げなかった綾小路ですが、それには理由が。
- 大勢が動くときに休み、大勢が休むときに動く。
- 最初にピークを持ってこない。
この2つを念頭に置いた戦い方をしていたのです。これはビジネスとかにも応用できそうですね笑。もちろんミッションで手を抜くこともなく、学力系のミッションでは安定の1位。
水を獲得できるミッションの出現法則を見抜き、初めてやるクライミングも難なくこなします。ここに来て綾小路の本領発揮と言うべき展開に。
2年生全クラスが協力する展開!
さらにさらに自分のことだけでなく、2年の中で沈んだグループの救済策も思いつきます。
そして龍園&坂柳からは協力を取り付ける綾小路。一之瀬はもちろん協力するでしょうし、これは2年全体がまとまったと言えるのでは?
この巻が過去一で面白く感じる理由はここにもありました。熱い展開ですねこれは。
あと龍園と葛城が組むの強すぎだろ笑
まあ今のところ最強は高円寺ですが。
南雲グループを抑え、単独首位になる瞬間もある大活躍という笑。Dクラス孤高の麒麟児の最終的な順位はどうなるのか…。
七瀬翼の正体は。
そして七瀬ちゃんの正体が明かされるラストシーン。天沢の影も…。
結論から言うと、綾小路を助けた松尾さんの息子、栄一郎くんの幼なじみだったそうです。パパ小路によって人生を壊され、自殺した幼なじみの敵討ちの念に駆られている七瀬ちゃん。
どうやら自らが栄一郎だという自己暗示?によって100%の力を引き出していたようです。たまにボクっ娘になっていた理由が分かりましたね。
それでも、綾小路には一切攻撃が当たりません。幼なじみが絶対に負けないんじゃないのか…。
最終的に、自分が戦うべきは綾小路清隆ではないと悟ります。七瀬ちゃんを味方につけることに成功です!
これは良かった!七瀬ちゃんは普通に好きなキャラなので、敵対して欲しくなかったからね…
この戦いの裏、櫛田とその後輩の八神くんも、綾小路を退学に追い込もうとします。しかし、天沢が邪魔に入り…。この強さと言動、天沢は確実にホワイトルーム生でしょう。
不穏な挿絵で終わる今回、4巻の冒頭では天沢と綾小路が元ホワイトルーム生として言葉(or拳)を交わしそうです!