モモに迫る危機、立ち上がる末晴と群青同盟!
みなさんこんにちは。今回は『幼なじみが絶対に負けないラブコメ6』です!
表紙にある通り、今回のメインはモモです。
縁を切った両親が現れ、過去最高にシリアスな展開になる6巻。
モモ推しの僕としては胸の痛い話ですが、ますますモモが好きになりましたね。
前回のラストで話に登場したハーディー・瞬ですが、再び群青同盟の前に姿を現します。
さらにはクズ社長と一緒に超人気アイドルまで登場し、今後も群青同盟に立ちはだかりそうですね…。あ、アイドルはめっちゃいい子です!
とにかく、僕好みのシリアス回の始まりです!ネタバレには注意です!
不穏なプロローグと学園祭での演劇
さて、それでは内容に入りましょう。
モモが帰宅した時、家の前には両親が…。
今まで散々クズ社長と呼んで来たハーディー・瞬ですが、実はおさまけの底辺はモモの両親です。
借金まみれで、姉と逃亡しなかったらモモは野垂れ死んでただろうというレベルの底辺さです。
そしてある日、モモのところへ2人がやって来ます。
自分は強くなったと言い聞かせ、1人で両親を相手にしようとするモモですが、この後どうなってしまうのか…。
学園祭の助っ人として慶旺大学へ。
なんか聞いたことのある大学だな…。そういや前回の恵須川橙花兄の話では東大が出て来ていましたね。青ブタでもそんな話あったな…。
それはさておき、群青同盟で慶旺大学の学園祭演劇の代役をやることに(役者が急病で、代役を探していた)。
ちなみに演目は「人魚姫」です。
悲恋の物語と聞いたことがありましたが、こういう話だったんですね…。
ここまでの流れからも分かりますが、今回は完全に末晴とモモの話ですね。
台本を読み合っているシーンとか、まさにパートナーと言うのが相応しい雰囲気でした!
群青同盟でモモを守ることに決定
群青同盟の会議の最後、哲彦はモモの両親の話をして、モモを守るので協力してもらうと言います。
普段は恋のライバルとしてド修羅場ばかりのシロクロですが、今回は2人もモモの親に憤ります。
重たい巻ではありますが、群青同盟が団結している様子が見られたのは良かったです!
ハーディー・瞬の事務所には両親の恐喝の証拠があるようですが、クズ社長が隠しているようですね…。
とりあえず演劇が終わるまでは末晴が登下校に付き添うことに決まります。
ん?冒頭のシーンではモモが1人で帰っているけど…。
この時点でかなり嫌な予感がしますが…。
大学へ行った群青同盟。しかしそこには…。
嫌な予感がする中で、あいつが再びの登場です!
また対決かよ…。VS超人気アイドル!
何はともあれ、大学へとやって来た群青同盟のメンバー。
しかしそこに来たのはハーディー・瞬と、超人気アイドルである「虹内・キルスティ・雛菊」でした。
今度は虹色の登場ですよ!名前に色が付いているキャラということは、いずれ末晴ハーレムに加わるのでしょうか?
ちなみにこの子はめっちゃいい子です!
クズ社長は雛ちゃんと末晴&モモの対決を提案します。賭けるものは劇の放送権だけなので、クズ社長にしては低リスクに見えますが…。
モモは妹………だけど。
実は既に両親が接触しているのではないかと疑う哲彦。
末晴やモモの姉は異変を感じていないようですが、自分以外を信じない哲彦は疑い続けます。
そのようなシリアスな状況ですが、なんと末晴がモモを1人の少女として意識し始めます。ついに、、、って感じですね。
最終的にはクロと結ばれるような気もしますが、、、当サイトはモモを応援しています!
絶不調のモモと真実、そして大博打
恋愛的には前進したモモですが、演技の方は絶不調です。
本番前日でも全く調子の上がらないモモでしたが、やはり両親が接触していたことが分かります。
冒頭のシーンは”哲彦がモモを守る話をした前日”だと分かります。
末晴たちに迷惑をかけたくないと考えたモモでしたが、実際は末晴が驚くほどの恐怖を感じていました。
末晴は、
「後は全部俺に任せろ」
と言い、ハーディー・瞬の元へ乗り込みます。
そして演劇での勝敗に応じて、「末晴の事務所所属」か「モモの両親の恐喝に関する証拠の引き渡し」という賭けに出ます。
これは超かっこいい!モモを救うために自らの人生を賭けたと言えるでしょう。
もう「後は全部俺に任せろ」の時点で僕としてはテンションMAXでしたね、こういう展開とか台詞大好き。
今回も女子大生や雛ちゃんにデレデレしていた末晴でしたが、重要な場面ではしっかりと主人公になってくれますね!
それぞれの戦い、学園祭本番
そして迎えた次の日、流石に前日よりは体調が良くなったモモですが、家で倒れてしまいます。一応玲奈も泊まっていたため、そこに哲彦がやって来ます。
父親に勝ち、友を救うために動く哲彦
モモと末晴が雛ちゃんに勝てなければ末晴がクズ社長に取られるという話をバラし、モモにキレ散らかします。
いや、やる気になったモモを見て笑ったところから演技も若干混ざってたかもですが…。
自分の目的に群青同盟が必要だからではなく、末晴という1人の友人のことを考えての行動だったようですね。
哲彦の人柄はまだいまひとつ掴みきれないな…。
さらにその後も、いざという時のために裏で手を回しているようです。末晴は覚悟をしていますが、哲彦は勝負の結果に関わらず諦める気はないようです。
こういう所、俺はめっちゃ好きやで哲彦…。
「手がないわけじゃねぇしな」
末晴とモモの演劇の行方は…。
今回の演劇は末晴に捧げると決めたモモ、ついに120%の演技ができるようになります。
本番の舞台上で高め合って行く末晴とモモの2人には、演劇をよく知らない僕でも感動しました!
途中で雛ちゃんにミスがあったのですが、末晴のアドリブによって乗り切ります。
本当に今回の末晴のカッコよさは半端ないですね、完璧に主人公しています。そして、最後は脚本すらも変える大アドリブによって無事に末モモが大勝利します!
哲彦はシロクロに観客の様子を見させて非常時の対応を準備していたようですが、発動しなくて良かった…。ちなみにその対応は「爆破予告」。
完全に犯罪なんだよな…。やっぱり哲彦ヤバい奴だな…嫌いじゃない。
過去と両親と決別するモモ。
無事に取り返した恐喝の証拠によって両親を撃退するモモ。もうお前らは出て来んなよ。
事件を起こしてモモの名前に傷を付けようとする2人ですが、モモは末晴と結婚して芸能界から引退もできるのでご自由に、と返します笑。
最高だなおいおいおい!
冒頭では末晴との新婚生活を妄想しているシーンもありましたし、面白可愛いですね笑。
そんなこんなで一歩近付いた2人の関係ですが、次回はクロの妹たちの話となりそうです!
今回はとんでもなくシリアスな回でしたが、次はどうなるのでしょうか?
個人的には今の流れのままモモに活躍して欲しいですが、それこそ妹たちが追い上げて来たり?するのかもしれません…。