リゼロ12巻・ネタバレ感想【嘘だろエキドナ…狂気と絶望が続く12巻】

スポンサーリンク

はいみなさんこんにちはこんかいしょうかいするのはりぜろのだいじゅうにかんですしっとのまじょとであったすばるのめいうんはいかに

著:長月達平/イラスト:大塚真一郎
¥574 (2022/08/10 11:15時点 | Amazon調べ)

やっぱり平仮名だけで書くと狂気を感じますよね。というわけで改めましてこんにちは、今回はリゼロシリーズの、絶望と狂気の第12巻です。

ちなみに上に書いたのは「はいみなさんこんにちは、今回紹介するのはリゼロの第12巻です。嫉妬の魔女と出会ったスバルの運命はいかに?!」デス!

スポンサーリンク
スポンサーリンク

らぶらぶらぶみー

まずは前回のラストで墓所から出てきたところで嫉妬の魔女と対面したスバルについてです。ガーフィールに助けられ急死に一生を得たのはいいものの…という感じですね。「愛して」を繰り返す様子は恐ろしい狂気を感じます。

そして極め付けの「スバルくん」呼びに激昂!それはレムだけの呼び方だもんね。すぐに感情的になるスバルが苦手な時もありましたが、今回ばかりは、これにキレないのはスバルじゃないな、と思いました。
よく見えなかった顔が最後にちらっと見えますが、それはエミリアたん…?

そしてエキドナから託された保険のお陰で奇跡的に逃れた(それが自殺による死に戻りだったのは皮肉ですが)スバルは、強欲の使徒としてリューズさんたちに出会い、エキドナの魂の転写による「不老不死」という目的を知ります。

ともかく屋敷に向かわないわけにはいかないスバルは1人で屋敷へ。しかし、12巻の表紙を飾る2人が現れてしまい、ただ死を望むベアトリスを説得することもできません。この2人は第二の狂気ですね。恐ろしい。

結局村に残っていた人は全滅、スバルはベアトリスによって聖域に転移させられます。ベアトリスは400年間もの間「その人」という存在を待って禁書庫の番人をしていたのです。これもある意味狂気の沙汰か…。

そして転移して来た聖域は前回同様の大雪が。エミリアの元へ行ったスバルは精神崩壊してしまったエミリアと出会います。ヒロインの愛情を恐ろしく感じることがあるとは…。アニメ二期で「病みリア」と呼ばれた狂気のシーンです。

その後、雪を降らせたのはロズワールだったと気付いたスバルとガーフィールはロズワールの元へ。ロズワールに襲いかかるガーフィールからロズワールを庇ったラムに対して
「ラム。君は本当に、よくできた従者だよ」
ラムごとガーフィールを殺してしまいます。

………え?

わけが分からない行動に対してロズワールは手元にある「叡智の書」(魔女教の福音のオリジナルとも言うべきもの)を見せます。驚くべきことに、ロズワールのやっていることは魔女教徒と大きくは変わらなかったということです。

12巻の中でも最大の狂気を見せたロズワールはパラレルワールドの己に悲願を託し、魔獣「大兎」に殺され、スバルも病みリアの膝枕で死んでいくのでした。

ラノベや漫画、雑誌を月に2冊以上読む場合、BOOK☆WALKERの読み放題コースがお得です。
2週間は無料なので、とりあえず使用感を確かめることもできます!

『ありうべからざる今を見ろ』

死に戻りしたスバルは早くもエキドナの元へ。墓所で第二の試練へ挑みます。そこでスバルが見たものは、、、
読者が必ず1度は考えたであろう、スバルが死んだ後のパラレルワールドです。冒頭のカラーの絵にも6パターン描かれており、

  • 1巻や今回で何度も、エルザに殺されたとき。
  • 2巻ラスト、崖から飛び降り自殺したとき。
  • 5巻と6巻で、スバルがエミリアを救えなかったとき。
  • 8巻ラスト、ペテルギウスに憑依され、フェリスとユリウスにペテルギウスごと殺させたとき。
  • 9巻後半、レムのベッドサイドで自殺したとき。
  • そして、2巻でレムに殺されたとき。

だと思われる絵が描かれています。いやこれきっついな…

ここがクライマックスか…と思ったらまた魔女とのお茶会が開始

『強欲』の魔女エキドナ

お茶会の最中、エキドナはスバルに協力の提案を持ちかけます。思わずそれを受け入れようとするスバル。というか、僕も読んでいて「ここからはエキドナと協力して魔女教とか倒して行くんかなー」と思いました。

しかしここで、なんと他の魔女たちたちが止めに入ります。そしてスバルに対して自らの考えを語るエキドナ。数ページに渡って改行なしの言葉の数々は、12巻最後の狂気を運んできます。

あんなに可愛かったのにーーーー!

この数ページの間で大きく変わるエキドナの表情。病みリアたんの時も思いましたが、挿絵が神がかって、いや鬼がかってますね!

そして、お茶会最後の参加者は「嫉妬の魔女」。これで「菜月くんと7人の魔女」の完成か、という場面で次の巻へ続く、となりました。

ページ数が足りずに、あとがきは小さい文字で2段構成です。ここから分かる通り、内容があり過ぎの1冊でした!

前はペテルギウス1人だった狂人が、だいぶ増えてきましたね…これをアニメでやったというのは挑戦だった気もします。しかし、だからこそめちゃくちゃ引き込まれる12巻です!

スバル死亡回数 2
累計 17

著:長月達平/イラスト:大塚真一郎
¥574 (2022/08/10 11:15時点 | Amazon調べ)

ラノベや漫画、雑誌を月に2冊以上読む場合、BOOK☆WALKERの読み放題コースがお得です。

  • 月836円のマンガコース
  • 月1,100円のMAXコース

の2種類から選ぶことができ、30,000冊の漫画や20,000冊のラノベを読み放題となっています。

2週間は無料なので、とりあえず使用感を確かめることもできます!

タイトルとURLをコピーしました