みなさんこんにちは。今回は『探偵はもう、死んでいる。』原作小説シリーズの感想記事をまとめました!
感想記事の他にも、簡単なあらすじや魅力についても書いています。
まとめシリーズの個別感想記事はページ下部のこちらから!各記事では思いっ切りネタバレありです!
まず『たんもし』シリーズの最大の特徴は様々なジャンルが絡んでいることです。
タイトルに『探偵』と入っているためミステリーだけかと思いきや、
ミステリー / 異能バトル / ラブコメ / SF
などの要素が入っています。一粒で何度もおいしい作品だと言えるでしょう。
公式サイトや作者、イラストレーターなど
こちらでは小説 / アニメ公式サイトの他、著者やイラストレーターのTwitterアカウントを紹介しています。
『探偵はもう、死んでいる。』あらすじ(ネタバレなし)
まずは原作小説第1巻のあらすじを引用しておきます。
俺・君塚君彦は、かつて名探偵の助手だった。
「君、私の助手になってよ」
――始まりは四年前、地上一万メートルの空の上。
ハイジャックされた飛行機の中で、俺は天使のような探偵・シエスタの助手となった。それから――
「助手が蜂の巣にされている間に私が敵の首を取る」
「おい名探偵、俺の死が前提のプランを立てるな」俺たちは三年にもわたる目も眩むような冒険劇を繰り広げ――やがて死に別れた。
一人生き残った俺は高校生になり、日常というぬるま湯に浸っている。
……それでいいのかって?
いいさ、誰に迷惑をかけるわけでもない。
だってそうだろ?探偵はもう、死んでいる。
探偵はもう、死んでいる1|二語十
タイトルやあらすじから分かる通り、『探偵はもう、死んでいる。』はメインヒロインのシエスタが亡くなった後の物語です。
そして、その物語を冒頭から大きく動かすのが夏凪渚(なつなぎ なぎさ)、もう1人のメインヒロインとなります。
夏凪と共に、主人公の君塚君彦(きみづか きみひこ)はどのような冒険を繰り広げるのか……。
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『探偵はもう、死んでいる。』を彩る個性的なキャラクター
ここでは主要キャラ五人について簡単に紹介しようと思います。基本的にネタバレなしで行きます。
たんもしの場合、ネタバレなしだと本当に表層だけですが…。
書き方は一巻冒頭のシエスタのプロフィールを参考にして、カッコつけてます笑
ちなみに画像は「探偵の七つ企画」のアイコン配布のものです。
君塚君彦(きみづか きみひこ)|「やれ、理不尽だ」
たんもしの主人公。巻き込まれ体質の助手。
彼がそこに現れるだけで、殺人が起こり、謎のアタッシュケースが登場し、事件はすでに始まっている。
まずは主人公の君塚君彦(きみづかきみひこ)です!自称「巻き込まれ体質」であり、まあ一言で言えばコ○ンくんですね。○ナンとの違いは、常に銃刀法違反状態であるところ。現在は高校生です。
中学生の時から三年間、名探偵シエスタの助手として世界を飛び回っていましたが、今はゆるい日常を送っています。友人皆無の一人暮らし、頭脳明晰と、主人公要素はばっちりです。
シエスタ|「バカか、君は」
たんもしのメインヒロイン。十全十美の名探偵。
彼女がそこに現れるだけで、花は咲き、鳥は歌い、事件はすでに終わっている。
次にメインヒロインの一人目、シエスタです。可愛い。ちなみに”シエスタ”はコードネーム、名前の通りよく昼寝しています。可愛い。年齢不詳、国籍も不詳、ヒロインなのに謎多き人物です。可愛い。
そして、その能力の方は小説を読んでいただければ分かると思いますが、最強の文武両道と言ったところです。
性格は冷静沈着、もはや冷徹と言っても良いほどですが…。君塚とは意外なほど仲が良く、信頼し合っていました。なんで死んじゃったんや………(涙)
夏凪渚(なつなぎ なぎさ)|「倍殺し!」
たんもしのメインヒロイン。ド○の新たな探偵。
彼女がそこに現れるだけで、助手は目覚め、激情に焼かれ、ぬるま湯の日常はすでに終わっている。
小説第1巻の初っ端から登場する、夏凪渚(なつなぎなぎさ)です。とある事情から学校に通えていなかったため、同級生とは言え君塚との面識はありませんでした。こちらも可愛い。
性格は割と強気な部分もありますね、「倍殺し」は謎の口癖です。ですがド○です。、、、まあそれはさておき。
その激情によって周囲を巻き込みつつ、普通のJKだったはずの彼女は物語の中心人物となって行きます。果たして新たな名探偵になることは出来るのか…。
シャーロット・有坂・アンダーソン|「キミヅカ!(怒)」
君塚&シエスタの知り合いにして、シエスタの弟子。
彼女がそこに現れるだけで、頭脳展開は消え、武力のゴリ押しによって悪は成敗される。
続いてはシャルですね。文武両道のシエスタ、文の君塚、そして武のシャルと言ったところ。残念ながら頭脳面は壊滅的ですが、軍関係のところを渡り歩いているようです。まだ十代だろ…。
デフォルメイラストの中だとシャルが一番可愛いと思います!
シエスタとは四年以上前(=君塚と出会う前から)の知り合いであり、マームと呼んで慕っていました。君塚が助手であるのに対してシャルは弟子、たまに協力して任務にあたることも。
君塚とは憎まれ口を叩きつつも、言うほど悪い関係ではなさそう。シエスタ亡き後、君塚が何もしていなかったのにはご立腹の様子です。
斎川唯(さいかわ ゆい)|「さふぁいあ☆ふぁんたずむ!」
世界一さいかわなアイドルにして、夏凪の依頼人一号。
彼女がそこに現れるだけで、ファンは尊死し、森羅万象はその目に見透かされる。
最後に紹介するのは斎川唯(さいかわゆい)ですね。眼帯を付けた超人気アイドル(!)のJCです。登場は1巻の中盤、夏凪の依頼が解決した直後に現れます。
ちなみに大金持ちです。しかし、両親は存命でない…これは君塚も一緒ですね。このような少女が物語にどう関わって行くのかにも注目です。
『探偵はもう、死んでいる。』シリーズの魅力は?
ここでは、シリーズの魅力について簡単にご紹介しておきます。
- 様々なジャンルのごった煮
- タイトルから想像できるようにミステリー要素が非常に面白いですが、それだけではありません。
魅力的なヒロインとのラブコメ、異能バトルのような展開など、飽きることがありません。
- クライマックス続きの物語
- 既刊が10巻に満たないうちに、物語が非常に壮大なものになっています!
毎巻がクライマックスと言っても良いストーリー展開で、(特に厨二病の方は)ワクワクが止まらないことでしょう。
僕は毎巻、プロローグの時点でテンションマックスです。
二語十先生の文章によるところも大きいと思いますが…… - 多くの伏線や時系列の前後
- これはミステリーっぽい要素ですね。
伏線回収の凄さや驚きの展開、そして巻ごとに大きく動く時系列です。
具体的には、3→4→5巻以外は、巻の間に年単位のギャップがあります。
小説にとどまらず、漫画やアニメも!
他と異なるラブコメ的日常に注目!
人気ライトノベルの御多分に洩れず、たんもしシリーズにも小説原作の漫画があります。
そして『たんもし』シリーズはそれに留まりません。シエスタと君塚のラブコメづくしがあります!
どれも公式サイトにて情報が公開されています。もう本編もこれでOK。
そしてアニメ化!
そして2021年の夏にはアニメ化されました!(さらに2023年2月現在、アニメ二期が決定しています)
当時はシエスタの可愛さが非常に話題になり、僕自身『たんもし』を知ったのはこの時期です。
現在はU-NEXTやdアニメストアなどで見放題となっています!(どちらも1か月間無料)
アニメをよく見るならおすすめなのはdアニメストアで、
-
- 月額550円と、サブスク系の中で最低価格帯
-
- アニメ作品に特化している代わりに、作品数が豊富で見放題になるのも早い
と言ったメリットがあります!
『探偵はもう、死んでいる。』小説各巻の感想記事一覧
ここからは『探偵はもう、死んでいる。』シリーズのネタバレあり感想記事一覧です!
かなり詳しく書いていますので、よろしければぜひ読んでみてください!